つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

3・11を前に。「野党が嫌いだから、エコエネも嫌いだ」となじる前に。どちらが長く社会を維持できる?

1.10日はエコエネルギーの学習会。

 今晩は。昨日のジェンダー学習会に続き、10日はエネルギー問題を考える集いに参加。福島の事故を引き起こし、解決方法もない原発から卒業してエコエネルギー主体に切り替えよう、という趣旨のもので、飯田哲也氏がその軸を為すエネルギー問題について講演をされました。飯田氏の話ですか…時々専門分野が入る話になると「脳みそパーン」なりますが、私伊東の持論でもある「エコエネルギーの可能性」を再確認するものとなりました。具体的に言ってみろ?脳みそパーン

   ―しばらくお待ちください―

 いやあ脳みそパーンなんて43歳のいい大人が使うもんじゃないですねイテテテ。ま、飯田氏のパワーポイント入りのレジメ見ながら反芻することにします。

2.エコエネと原発の特性を見比べて「選択肢はエコエネが」思った理由。

 原子力発電の決定的な短所は「事故って放射能が暴れまわったら対処する術がない」。何分放射線は見えないからどう動いているか分からないし、どう人体に関わるかもわからない。不安に思うこと自体はあって当然。事業者の東電や、国策として推し進めた「原子力ムラ」の面々には誠実な対応を求めるものです。

 一方、エコエネも欠点はあります。現状、黎明期ともいえる状態で、2011年7月の森永卓郎氏番組ではエコエネ全般の短所が列挙されました。この番組および関連する森永氏の記事は脱原発の方から批判を受けましたが、私は正直「クリアーすればいいのと違うか」と。そうとしか思えませんで。

3.イチイチに叩きつけられる「野党・左翼の反対が正しい」理論。

 震災から数年、エコエネに活路を見出だし、「得る金」に目が眩んであまりに無理な計画を立てる者も増えてきたこともあり超党派での取り組みもはじまった、との山添拓議員報告を目にしました。ところが、同じ取り組みに参加していても「エコエネは環境破壊。完全撤廃して原発完全再稼働を」とも言い出す方も。機械的に「あいつがやっていることの反対が正解」で行動しないでいただきたいですね…。「完全撤廃」?そこまで言われる筋合いはないです。

 エコエネに課されている宿題は克服可能、一方で原発は克服不可能。それを考えたらどっちのルート歩むのが適当か。もう一回考えていただきたいです。

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 最近は、立ち位置の違い以上に治し難い傷をつけようという行為が目につき、食傷気味。「いい加減にしろ」としか。元々が権力者・あるいは日本社会の悪癖を語るだけで「日本人ヘイト」と噛みつかれるのがおかしい。「行為が悪い」のと「対象者の存在が悪い」、それはわけて考えましょうか。

 最近一記事1000〜1500字の長さで書くことが多くなっています。長文・拙稿おつきあいいただきありがとうございました。