つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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茨城県議選雑感1。いまどきやる理由のない県議選部分の分区。狙いは「一部勢力潰し」。選挙区のあり方と併せて考える。

 茨城県議選の報道を見ていて、「ん」と引っかかった記述がひとつ。

 「取手区は分区の影響で定数が減り〜」

 …はあ、と一息ついたあと思ったのが「共産党潰しか」。負けた側にいるひがみでなく、こういう経験幾度も食らっていたから気づいたもの。代表的なものとして

1)佐賀の定数6の郡部選挙区で長らく議席を得ていた共産党落としを目的に、選挙区を5と1に分区。「各町村の代表」議員が優位になり、各町村平均的に得票していた共産党が“狙い通り”落選。

2)参院選挙区の区割り審議時に「定数6の東京区を2選挙区(3:3か区部4:多摩2)にに割る」と提案。そうなれば比較的優位が自民・公明・民主(当時)になり、それ以外…ことに共産党を弾き出せる確率が上がるが、合意に至らず

 こう書くと「みんな同じ条件でやっている」などときれいごと叩きつけてくる方がおられますが、その「同じ条件」の下で作られた構図を強者がねじ曲げて奪い取る、もっと言えば自分優位にルールを変える。外見的な平等に目眩ましされておためごかしで丸め込むな、「当方」は叩きつけられた構図で勝ちに行くのを大前提にやっているわ!と申し上げるものです。

 そもそも、県議会の区割りが市郡単位であることがいいものか。都道府県議会ごとの定数が減り、事実上中心都市以外小選挙区になっているケースが圧倒的。県議の活動がある程度広域的なものを考えれば、生活圏区域毎の再編を考えてもいいのではないでしょうか。以上述べてひとつ項を終えます。