つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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なぜ異議申し立てすら行わせない?―「黙っていたい人もいる」を理由とした「杉田水脈抗議デモは止めろ」意見についての考察。

 社会変革を要求する運動をするにあたり、様々石つぶてが飛んでくるのは、まあ、想定に入れて動いています。何百度でも語りますが、安倍政権が保っているのは「反対勢力を誹謗し、とにかく“安倍さんしかない”と思わせればいい」という思考回路。明日、杉田水脈に対する抗議デモが行われますが、その立場から以下のような言説をもって足を止めさせようとします。

 「LGBT関係者の中には“波風たてないで”という人もいる。だからデモはやめてほしい」

 と。この手の発言はLGBT関係者だけでなく、様々な属性に置き換えることができます。障害者でも、性犯罪被害者でも、なんでも。

 行動したくない、だけならいいです。矢面に立つのがどれだけしんどいかは、性犯罪被害者の伊藤詩織さんや、在日外国人の辛淑玉さん見ていればわかります。だからそれはいいです。

 が、なんで動こうとする他人に沈黙や服従を強要する?

 黙っていられない現状があるから個人個人の時間削って対応するわけで。その発意を黙らせる行為はどこから来るの。気が障るどころの話じゃないです。そうやって黙っていればいい、我慢してればいい、批判する連中が悪いんだ―

 声だけでかい権力者と付随者のいいなりのまま、単一思考しか持たない社会にしたいですか。そのもとでは「痛いのも痛いと言えない」社会しか作られない。まずはいまの安倍政権を下ろさないと。社会の私物化進める人に権力預けられない、だけでは不満ですか。

 正直、正気保つのも楽じゃありませんが、諦めたら0なりますので。この立ち位置で歩き続けます。

 「部外者は黙れ、介入するな」の部分についてはまた後刻。