つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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2019年歩き終えて。野球調査で見た近代史/生存権蹂躙に抗して。

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 「8月の風を両手で抱き締めたら〜」の歌詞がラジオから聴こえてなんだよそりゃ、と苦笑いした1月1日からはじまった2019年も、今日で一区切り。なんとか1年生き抜くことはできました。多少は痩せたものの、様々な箇所のアレルギーやらヒューズ切れやら起こしてガタガタの体抱えているもので、その部分考えて生き抜くことで精一杯の1年でもありました。
 年末進行の中で当ブログで2つ、別ブログで2つまとめの記事を書いてきました。それ以外で昨冬から始めた野球の歴史探求も本格化し、より細かいところまで物事意識して生活した…つもりでいます。ほんでなければ必要な用事をクリアできない。2ヶ月に一度は遠距離の図書館―青森、新庄、福島県、国会&東京都立&野球博物館―に行き、北上市岩手県立、奥州水沢、一関、盛岡上田での県内調査と併せて記録取得は進みました。当初よりはるかに規模を大きく、調べた分だけ垣間見えた「野球への熱意」、しかしそれを途切れさせる「社会の環境」…まで含んで書ければいいのですが、そこまでできる能力はありません。せめて別に取り組める人のための土台づくりはしていきます。

 今年ついて回った「生産性無き者は死ね」という圧力。年初頭の若手評論家による「安楽死肯定論」からはじまり、事件容疑者がニートの時に「〜は基本処分しろ」と詰られ、政治の現場でも与党とその後援者による社会保障潰し&バッシング・イビりは当たり前。年末にはケースワーカーの民間委託など生活保護の制度改悪案が伝えられました。公立病院の縮小案から事実上の公営廃止に踏み込む東京都の事例も見えまして…もう、社会保障生存権に対する総攻撃ですね。
 こんなんやられて「代案は」とか「反対するのは非国民」というのはやめていただきたい。一歩譲ったら、その二倍、三倍踏み込んできます。これまでの安倍政権の施策がそうでしょ。譲らされて、その行為を忘れた頃にまた譲らされる。その実自分の“オトモダチ”は厚遇する、支配者には恭順を迫り、そのみかじめ料は市民向け施策を削って賄う―
 ずっとこのパターン続けられたら合法的装いで人がバタバタ死にますよ。
 オトモダチ厚遇は、裏を返せば「従えないのは冷遇」に結びつき、自身が不利になっても戦うという人は多くありませんが、それでも気づいて嫌だと思った人には立ち上がってほしいです。「安倍政権悪いのは野党のせい」てなご意見は安倍政権の推進力にしかならないので考慮お願いします。

 2020年の目標も「完走」。この様ですが生きているには生きているので、こんなん形で歩き続けられればと思います。2019年もおつきあいいただきありがとうございました。
                         伊東  勉