つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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豊洲市場の開場。現場から出る不満に思う「現場軽視の社会」への怒り。

 今晩は。今週末は快晴になりそうですね(岩手は)。ただ、気温差は如実に出そうです。そこはお気をつけてお過ごしください。

 今週の社会的ニュースでひとつエポックになったのは豊洲市場の開場。専門的なことは中澤誠さんら専門家の記述を見ていただくとして、私が気にかかるのは「事業やるときに当事者の話・意見を聞いているのか」ってこと。正直、そうなっていないと感じています。「文句言ってるやつがいるが始まったばかりじゃ不都合もあるだろ」―というレベルではない不満が語られています。実務者が「仕事をする設計になっていない」と言わせる構図になっていること自体が問題です。

 築地から新市場に〜と言い出したのが石原慎太郎知事時代で、以降十数年かけて移転の作業をしてきたようですが、いくら時間かけてもそこに“現場”の意見がなければ当事者がしんどいだけ。「当事者の意見入れるとわがままが利いてしまうから第3者の意思を入れろ」というのが定番化していますが、その結果が「金はかかったが役に立たないモノ」を生み出してますが。現場や専門家…もっと広げれば「仕事の現場」なめすぎた結果がいまこの状態を生んでいると思うとやりきれん、以上の怒りを感じます。

 人並みに仕事できねえ人間なもので、それができている労働者には頭が下がる思いでいつもいます。その労働者を虚仮にして「時々の時流に乗って金儲けするのだけが報われる」ような社会は願い下げです。それを語ってきょうの記事にします。