今晩は。今日も拙稿にお付き合いよろしくお願いします。まずは雑感部分から。
◇ある情報を聞き。日本から「今の安倍政権と違う政治路線をつくる勢力を消滅させたい」というのを本気で図っているんだな、というのは分かりました。
思い通りにさせてたまるかよ、どあほう。
ただ、ネトウヨ・ネトサポを念頭に記事書いている部分ありますのでタイムライン見ていて「しんどい」かも知れません。真に申し訳ありません。ほんでも、物量にまかせて沢山の情報ぶちまけるでしょう。それに抗するためには何ぼでも「浮き輪」がないと、と思っています。読みづらかったらすみません。
◇小池晃議員質疑。働き方改革で労働時間規制について触れてました。ネトサポ型支持者はそこでも擁護。「24時間働かせることができる」のを「極論」と。資本家側の貪欲さも知らないで。お優しいことですね。ルールをはめなければやるんだよ。極論呼ばわりやめろ！
―で夜中です―
改めて、お晩でございます。毎日何かにと引っ掻き回される日が続くと、精神の荒れにもつながりまして。マウンティングとトーンポリシングが混ぜられてひとつの塊としてぶつけられる。「引かなければならない一線」をいくつ踏みにじられてきたか。「正気保つのも〜」は偽らざる心境です。マウント＋トンポリぶちかます事例をまたひとつ。
Ｗ氏のツイートで「安倍政権のおかげで求人倍率が上がった」と。続けて「失業者は“アベのせい”にできなくなった」と揶揄。求人倍率にしても「好循環」だけでそうなっているわけでないのだが、問題は後者。幾多の理由で納得できない。倍率は上がった思いますが「高齢者就業者の離職・引退」「低賃金或いは労働環境の悪さからの離職」の要因もありますし、そもそも失業者、離職者を「アベのせいにできない」と揶揄する所に問題があります。
労働者の環境悪化は95年あたりの「一握りエリート、一部専門職、その他の使い捨て自由の“コマ”」を目的とした経済団体の施策から始まり、08年周辺のリーマンショックでその破綻が見えても、基本的に大修正利かずに「“働き方改革”による賃金の剥奪」に。この間、労働環境の悪さから心身を壊された労働者が就労の場に就けなくなり、働けている人も紙一重。一方で経営者の収入、或いは内部留保、投機者には分厚く利が返る社会になりましたね。この対称を見れば「労働者からの収奪し儲けを得る輩」にいい感情抱けるわけ無いでしょ。
「経営者・強者」の側に立ち、その提灯持ちが失業者を揶揄しましたが、一旦大きく傷ついた人が力を取り戻すには時間かかるし、その間に環境はだだ変わりする。「シツギョウシャハオロカダネバカジャネ」と悪罵投げつけて焚き付ければ万事ＯＫ、というわけにいかない。これは最低限。社会からひどい仕打ちを受ければ、その分「負のイメージ」も持つわけですが、Ｗ氏の発言は失業者攻撃だけでなく「日本社会に反発する人への攻撃」も混ぜている。「失業を安倍さんのせいにできなくなりましたよ」と。倍率１以上なるのとマッチングは別の話でしょうに。
ざっと書いてきましたが、拙稿で安倍政権の特性を述べる際、「従わない人、従えない人に厳しい」と述べました。今回の失業者揶揄なんかはさしづめ「従えない」人への攻撃、と思っています。タガの外れぶり、“支持者”には頼もしいでしょうが、私は怖さの方を覚えます。
「安倍さんは独裁者じゃない。独裁者だったらお前らなんぞ生きていない」と述べる方も。それ自体が大きな勘違いですが、人間は悲しいかな、ある状態に落としこまれれば「排外的なスイッチ」、入るもの。いまはまだ抵抗も大きいからそこに至りませんが、様々な“予備電源”がパチパチＯＮになり、大きい力を動かす環境が整ったらそれ用のスイッチをガンと入れる。ルワンダの虐殺も「止まらない争いと疲弊」「ラジオによる煽動」「ことが起きても“対処しない”」など幾多の仕掛けがあって短期で尋常じゃない犠牲を出した。
タイムラインでは「反安倍をやめ、“日本”のために協力しろ」と野党支持者に投げつける人が多い。しかし「安倍政権とは違う存在がある」から、単色に染まらず、瑕疵あればそっちから修正利かせられますが、そうでなかったら？どんな負が起きようが「これしかない」で突き進んだら？首相自らが護憲派の共産党に「改憲論議に乗れ」言うくらいだから「野党支持者も安倍政権に従え」も驚きはしませんが、強いマウント利かせ過ぎて「ある方向以外の存在は生きられない」社会にされたら私何ざ屠殺対象にしかならないなと。それを恐れているものです。
「安倍政権支持でなければ生き辛い社会」。
もう既にそういう社会に突っ込まされていますが、これが“法的に保障”されたら？直接でないにしろそんな風になったら？いつまでこの世に居られるか分かりませんが、せめてこれは払拭する。そればり書いて今日の記述終わります。
