つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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相次いで打ち出される社会保障弱体化とあぶり出される政治私物化。その実行者・安倍政権に持たせてしまった“力”を取り返す。

 お晩でございます。

 最近、政治関連で流されるニュースが「北朝鮮情勢」か「市民負担増」のどちらか。両方とも「この道しかない」と市民に我慢を迫る行為のひとつでしかありませんが、それが力を持っているのも事実。ならその事実は払っていきますか。お付き合いよろしくお願いします。

 ここ数日だけでも「障害者通所施設の給食費廃止」「生活保護受給の切り下げ」「保育士配置基準の劣化方向平準化」と報道が相次ぎました。こんな調子になるのも大分慣れらかされてしまいました。本っ当にすみませんね。こんなのが大手を振る社会にして。なにぶん社会保障・社会的弱者に対しては「攻撃してもいい」という、自己責任突き抜けた「いじめっこ優勢社会」にさせましたからね。過日ぶっ叩かれた「やまゆり園事件の安倍政権の無策」にしても。あんな事件起きて対策するのは当たり前。ただ、当方が述べているのは「行政が当然すること以外に、政治の側が強力な抑止メッセージを出したのか疑問」なんです。

 メッセージは明確な言葉以外にも「行動」で表されることもあります。障害者自立支援法でもありましたね。「該当案が死を命じている」のが。特に社会保障・厚生労働方面に顕著ですが、法律案あるいは基準が「目的を達するために必要なもの」ではなく「そこまで切り下げて構わないもの」にさせられています。

 厚生労働省はかつて2つ各々独立していました。それが「省庁再編」でひとつにさせられましたが、正直、この一本化は「厚生関係施策の切り棄てと、労働同の水準の切り下げ」が目的と、当時から思ってましたが、その壊しっぷりの凄まじさは20年前の想像を越えていました。これ、抗う人いなければどこまで行きましたかね。

 そもそも、80年代の臨調路線いわれた施策からこっち、一貫して追究されてきたのは「歴史反動・収奪資本主義社会を変えようとする人をいかに潰すか」。30うん年かけた「成果」が、労働組合などの破壊あるいは弱体化。これ以上“譲った”ら退化起きるでしょ。

 ここ1年感じてきましたが権力の使い方と、いま権力を持っている者の性格を踏まえられずに、スポーツの日本代表のような感覚で接している方が多いな、と。支持なら支持で構わないのはあたりまえですが、誰であろうが権力を乱暴に扱えば、割り食うのは自身なのは認識を。森友・加計「もりかけ」問題にしても「まだやっている」視されていますが、自身の友達を優遇するために合法装った行為をした私物化行為、さらにそれで地域経済に影響を与える。仕方ないですねハイハイでスルーできますか。

 あれだけ1強1強と言われているいまの与党ですが、選挙させれば得票は「与党で7割近く与えられていい」ものにはなっていないし、個々の施策では反対派の方がむしろ大きい。選挙制度と反対勢力の破壊に救われているだけでしかない。選挙制度を変えるのはいまの安倍政権の“善意”なんかには絶対頼れませんので、日常的に喚起し続けるとして、いまの安倍政権と「違う道」を提示していくことは何ぼでも。

 正直言えば「常識だろう」という「世の中の善意」に甘えていた部分、あったかもしれません。そういう意味で「当然と黙視せず語っていく」ことはより必要になる。共産党の打ち出しの取り組みは、多々被せられているデマなどを打ち払う意味でも必要かつ重要と思うものです。

 ブログとしては8日に納める記事は以上です。お付き合いいただきありがとうございました。