つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「『運動』は当事者だけで」は権力者に都合いい構図にしろ、と同義。【ハンセン病家族訴訟】

 午後にハンセン病家族訴訟に関する記事をあげました。その後の反応を見ていましたが、引っ掛かったのは「この手の“運動”は“直接関係ないやつ”まで一緒に入ってくる」、だから云々かんぬん…じゃ手抜きになりますからはっきり言えば「当事者だけで対応しろ」、という言葉をよく聞きます。

 はっきり言えばそれは「俺は武器持って防具も着てボコボコにするが、〜は平服で武器を持たず黙って袋叩きに遭え」言うてるのと一緒です。例えれば…沖縄の基地問題あげますか。政府、政権与党、更にアメリカ政府…それらの攻撃に対して「地元の人だけ」でたたかったらどうなります?

 ミンチにされるだけですわ。

 参考資料として「そうしたい側」のツイッターを貼っておきます。

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 市民運動が「広い連携と民意を得て問題の解決を図る」ことで問題の解決なされてきました。謀略事件の松川事件、あるいは人間の尊厳もつ生活保護の確立を求めた朝日裁判。他にもあげれば山ほどありますが、多数者とはいえない当事者だけで戦わせたら成果あげる前に潰された。弁護士だの労組だの、目的に一致する多くの人が関わることによって「身勝手できなくなった」と。わがまま振るう輩が、そういうたたかいできなくするような空気つくったのと違いますか。

 あんまり「権力者よりの人は“おろかだ”」と叩くのもどうかと考えますが、他人を簡単に殴れる位置にいて、安全地帯から攻撃して悦に入るような人は除外ですよ。そこについては適切な範囲で厳しく対処します。

 今日はショート含め三題お伝えしました。おつきあいいただきありがとうございました。