つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「首相と会食」報道聞いての注意点。厳しく見るのは「主導者(安倍政権)」と「妄動者」。「蹴り出し」はやめときましょ。

 今晩は。今日は幾分か暖かい日になりましたね。いかがお過ごしでしたか。私は木曜の仕事&労組の旗開きに出てきました。労連関係でも1年、殊に「働き方改革」という名の労働者搾取強化の企みは打ち砕いていきます。タイムライン、しばらくお付き合いよろしくお願いします。

 で、早速ですが本題に。

 安倍政権の所業至るところに激しい苛立ちを感ずるものになり、その同調者とは激しいぶつかり合いとなっています。安倍政権の特徴は「市井の市民が嫌がることを強行するために手段を選ばない」。執拗な多数者工作もその一環言っていいでしょう。その一手段が「会食」。対象は経済界やマスコミ界の要所、影響力多き著名人など多岐にわたります。実際その会食に参加した人が政権の意に沿うような行動をとりもするから、会食参加者に対して疑念を持つのはあり得ます。

 ただし、気を付けなければならないこと、ひとつ。

 それは「会食に参加した」ということだけで激しくぶっ叩く行為を慎んでいただきたい、ということ。やられていることがやられていることで、実際様々な形で荷担している人もいるから経験則で…思うのでしょうが、あくまでも評価は「その後とった行動に対して」のもので。

 なぜこれを言い出したか。

 政権側に取り込みの意図があったとしても、会食参加者は全員が全員「今の政権に荷担する」気で参加するわけでなく、ある部分では仕事、別な部分では「業界の力関係」が作用しての参加というのもあります。そこで「参加した」いうだけで「あれは安倍の味方だ」やってぶっ叩くのは、実際にその対象者を向こう側に蹴り出すことになってしまう。「日本軍の慰安婦にされたことを『日本軍協力者視される』と味方・身内に言い出せなかった」ような、追い詰めた心境に追いやる感じ。

 芸能界で言えば、愛国映画出演を期に狭量的右派に転向した老俳優や、反動右派の活動に取り込まれた元ヒーロー俳優など、言い訳利かない方々もいます。それらは「実際の行動が伴った」から、それに対する批判は当然なされるべき。

 社会活動に参加し、力関係打った切って社会変化を図る行動に出るのは、胆力と覚悟、行動力がなければできない。それができている時点で強い人ですよ。だどもその強さの発露を間違わないでいただくことを願います。去年、反動右翼サイドで注目された女性氏が休日を楽しむ市民を痛罵した一幕がありましたが、あんなような行動をとるのは…女性氏は権力の後ろ楯もあるのでしょうが、在野の場にいる我々は市民・労働者に依居して行動するわけだから、もう少し人間の弱さも見て動きましょ。

 先方(安倍政権)が引きずり込みを図りにそういう場を作り、誘導していると。その危なさは「意に沿って動いた者」の存在で認識しています。それでももう少し繊細に対応して「蹴り出す」行為はやめるべ、という主旨で記載しました。ご考慮のほどお願いし、項を終わります。

【安倍会食注意点・後書き】

 あまりウケのいい記述をしたとは思いません。八方美人の性格も持っていますので「余計に敵つくって疲れたくない」という思いもあります。それでも芸能人の場合「周辺・ファンをも蹴り出す」危険性感じたので…生意気書きました。

 最初の2ツイート辺りとそれ以降の中身が別れたものとなりました。その部分意に沿わぬ文章見せつけられた皆様にはお詫び申し上げます。

▽安倍政権支持者が「俺たちは右翼じゃないもん中道だもん」と語るツイートを見る機会が増えてしまった。自国中心主義に酔い、弱いものいじめで自尊心を保ち、歴史反動・経済収奪主義が当たり前だ、と。だから「中道だ」と。一昨日見た相棒SPの中身が響く。

▽…今日は安倍政権の会食報道で気になっていた部分記してきました。嫌な性格してますよ、私も。毎日毎日吐き気するような言説を叩き込まれれば苛つくし、私自信がその点で短気爆発しやすい者で。他様々諸々…なんかね「何もかも」の八方塞がりになってしまうと窒息するね。窒息させていぶり殺したいのだろうけど。でもな「相手」だってはいそうですか、で殺されてくれないの。殺されたくない思えば暴れるよ。それすら嫌だから、やたら「折り」にかかっているけど。

 少しでも、現代社会の統治者であるならば、10−0で自分のことだけ押し通すことはできない。現代社会の基本になっている「面倒くさい手続き」を省けない。しかし、現実にはそこら辺の「面倒くさい手続き」を確信犯的に破り、壊し、蹂躙している。これで抵抗やめれば、蹂躙は次の段階に。

苛政をごり押しする際に、最も効果的なのが“反対派を黙らせる”。5年間で好き放題させてもまだ足りない…とばかりに立ち振る舞う彼らは、より強い沈黙の強要を図るでしょう。違う道を開くためにも、この猛攻は凌ぎ跳ね返す。以上述べて今日の記述終わります。

PS。河野外相の態度に危うさを感じる。「今までの悪弊跳ね返そう」として、余計に暴力的に振る舞っている。大概に。