つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ

です。 ランキング参加しています。 にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
人気ブログランキング

「通常状態になる」ことの必要性と、それすら収奪する社会に―高校野球や三浦春馬さんの件から。

 昼間は掃除洗濯余計なことして再洗濯という1日を過ごしていました。見ていた高校野球(盛岡三―水沢商)はシーソーゲームで最終的に水沢商が勝ちましたが、途中盛岡三が2本塁打で水沢商を突き放しにかかりますが、都度都度水沢商が気負わずに姿勢立て直して逆転に持っていったのが勝因かな、と見ています。
 ネガティブな場面突きつけられたあとにどういう姿勢を見せるか。私にとっての正解を発見したのは数年前の人気マンガ『黒子のバスケ』。ウインターカップ決勝で序盤からゾーン(身心最高潮状態)に入っていた火神が相手エース赤司に勢いぶった切られた際、先輩のチームメイト水戸部&(通訳※)小金井に声をかけられたことで、余計な気負いがなく通常状態に戻れた、というシーンがありました。それ以来バカはバカなりに「気負わず通常状態に」というのを意識するようになりました。
※→水戸部は完全無口。友人でもある小金井が“通訳”する。

 三浦春馬さんの逝去が伝えられました。以前から思っていたことですが、いかな人気商売とはいえ「忙しいときは詰め込むだけ詰め込む」という「通常状態になる暇すらない」傾向には疑問を持っていました。身心を守るセーフティルールは無いものか、と。ひいては社会全体も「回転」が早すぎないか、と。言うなれば「鉄板の上で踊らされる被支配者」…もう少し「回転」緩められないものか、と思わされます。
 今週は週後半に「労働組合」「被災者団体」ふたつの所用が入ります。どーいう状況になっても存在することを棄てなければ打開の道は手繰り寄せられる。「“日本社会”に降伏しろ」という同調圧力には決して応えてやらずに、しぶとく生き抜きます。おつきあいいただきありがとうございました。