つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「一般的な同年代に及ばない」語る理由と実例-私の50周目人生模様1️⃣

 12月15日で49歳を迎え、人生50周目に入りました。度々自分の至らなさを記していますが、その理由は「俺の失敗を何らかの肥やし-反面教師でもよし、教訓でもよし-にしてほしい」から。今回は前後半に分けて色々書いていきます。

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1️⃣ 私はたびたびSNSで自身のことを「同年代の大方からは遅れてしまっている人間」と表現します。具体的に語れば色々あるのでしょうが、その代表的なものとして「クレジットカードが作れない」をあげます。

 2000年代の後半…30代前半に起こした不調で作った借金、車のローンの支払い不調を起こし、詰まったところに心筋梗塞を起こして…という状況で行き詰まり。2009年冬に簡裁で債務調停を行い、以降は6年かけて借金+車のローンを払い終えましたが、その代償として信用情報がなくなってしまい、クレジットカードの審査はどんなに条件が緩いものでも通りません。

2️⃣ それが何に影響しているかと言うと「大きな金の支出ができない」。ローン編成に支障きたしているので、入ってきている給料で目の前の支出は賄っているけども、それを超えた買い物ができない。あるいは支払い方法がクレジットカードだけに限定されている買い物ができない…ということで、一般的な生活を送れない要因となっています。

3️⃣ 過日、東京行きバス移動の話をしましたが、その支払いにはギリギリになって覚えたpaypayを使うことでどうにか対応しました。が、別な部分で資料整理用のスキャナを1ヶ月5000円のリースで借りようとしたら「クレジットカードのみ対応でデビットカードは使えない」ということで断念しました。

 身から出たサビとしか言いようがなく、それならと自分自身としてはできる範囲内の目いっぱいでやっています。

4️⃣ ただ。

 それとは別に、世の中にある「色々な条件を満たせない奴はくたばってしまえ」と見てしまう風潮には従わない。ようやく世の中の一般に追いついたからと思えばさらに突き放される、という経験も度々。「追いつけばいいだろ」で済むかもしれませんが、もうちょっとハードルを低くできないものか、と思うことがあります。ハードルを低くしたところで「頑張った人がそれだけのリターンを得られる(可能性)」があることまでは否定しませんから。

 できないやつはどこまでも叩き伏せてしまえという思考が強くなっている現在ですが、その行為は「棄てたゴミに足下すくわれて痛い目に遭う」ことも招きます。「その思考は危険だ」とメッセージを出せる存在であり続けようと思っています。

次回後編:あるプロレスラーの引退試合から「引き際」を考えました。明日夜までにはアップ予定。ドキュメンタリー映画「時の伝え人」からの雑感は年始になります。