2時現在、日本共産党は8議席(沖縄1区赤嶺政賢/比例北関東塩川鉄也、比例南関東志位和夫、比例東京田村智子、比例東海本村伸子、比例近畿辰巳コータロー、堀川あき子、比例九州田村貴昭各氏)を獲得しています。また、岩手で政策協定を結んだ候補の内、岩手3区の小沢一郎氏、参院補選の木戸口英司氏が当選しています。図表内敬称略。
◆岩手1区
階 猛 立憲現 94409票 当選
米内 紘正 自民新 43623票
吉田 恭子 共産新 15367票
◆岩手2区
鈴木 俊一 自民現 115772票 当選
中村ゆきこ 立憲新 70716票
◆岩手3区
小沢 一郎 立憲現 115364票 当選
藤原 崇 自民現 84347票
◆参院岩手補選(開票99%)
木戸口英司 立憲元 334913票 当選
田中 亜弓 無 新 109978票
吉田 利也 参政新 48214票
松島 弘典 幸福新 9015票
小田々 豊 諸派新 5810票
◆比例代表東京ブロック(2時45分時点)
18位 維新2 243107票
19位 自民6 239308票
20位 立憲5 236888票
21位 共産2 235691票
目標達成を期して、心筋梗塞を起こした2009年以降では一番活動した今回の総選挙でしたが、私の推薦する日本共産党は8議席。痛恨なのは身近な東北の問題を取り上げてきた高橋千鶴子さんの議席を落としてしまいました。色々な場面で日本共産党を伸ばしてくださいと呼びかけていた人間としては、申し訳なく思うものです。
私が社会活動を始めて2年間は東北の国会議員がいない状態でした。70年代、80年代は青森、秋田、宮城、福島で国会議員を輩出し、比例代表区で山形出身の人が議員になったりもしていました。1996年から始まった現行の選挙制度で元々は東京の選挙区で議員をしていた松本善明さんが比例東北ブロックの候補者として活動を始め約2期7年活動した後に、当時青森県議だった高橋千鶴子さんと交代しました。高橋さんと交代した直後は「それ共産党の議席を奪ってしまえ」とばかりに猛攻を受け、2005年の総選挙では1自治体で10票少なければ落選していたという経験も。
東日本大震災や農漁業など、自然の恩恵も受けますが厳しさも受ける東北という地は、社会制度の歪みというのも受ける場所でも。問題に切実に対応し、現場の不条理は社会の不条理と奮闘してきた高橋さんでしたが…。
残念な結果を突きつけられることも多々あった社会活動。その中でもこの5年間は、野党共闘の部分では使うだけ使われて裏切られるような目にもあい、社会の発展で認識され始めた問題点の解決も解決途上。マイナスイメージを多く叩きつけられたまま臨んだ政治戦、やせ我慢で言うわけじゃありませんが「ゼロにはさせなかった 自分たちの主張してきた来た政策に加えて『真面目に物事に向き合うスタンス』が政治には必要だ」と示す戦いはできたと思っております。それを結果につなげるにはまた違うベクトルも必要なのでしょうが、真面目に行動するスタイルは変えないで臨みたい。
活路を切り開いたり、あるいはゆるくない状況の中で踏ん張る様子というのも見てきました。私は残念ながら低能力が故にそれについていくので精一杯ですが、そんなんでも30年社会活動やってきました。度々突きつけられる残念な出来事があっても、なお不屈の精神で歩き続けてまいります。
あと10日で、私が社会活動に加わって30年になります。
よく捨てられないできましたね。
これからも尽瘁の心をもって-ここでは間違いではない-ひたすら倒れる時まで歩き続けます。
ひとまず以上。おつきあいいただきありがとうございました。