前回記事ではへずまりゅうと投資家氏の「生活保護受給者を切り棄てろ」趣旨発言を取り上げました。そして、この発言に賛同する意思表示もなされている。「〜〜は“肥溜め”だから放っておけ」というご意見もいただいていますが、現実にそういう発言がされていることを甘く見ないでください。現に2ちゃんねるで暴れる場を用意した“ひろゆき”が力を持つに至り、その場で話されていたヘイト発言が「考え方のひとつ」としてとらえられる状況になったことを甘く見てはならないです。
そして、私の関わっている社会活動は、市井の市民から利潤だの益だのを吸いとって力を持ち専横振るう者と闘う「階級闘争」の性格を持ちます。本来なら市井の労働者らに近いはずですが、先のような発言がウケ、維新勢力への“引力”が強く利いている。その様子に“不信感”抱く向きもありますが、“維新勢力の愚行・愚策”と“維新勢力にひかれる人をどう見るか”は分けて考える必要があるかな、と。
いまの20、30代にいる方々との「距離感」についてどーしたらいいか、の模索もされています。この年代が「どういう足跡を辿ってきたか」の検証は必要ですね。そこからは「自分の認識と相手の認識が違っている」ことを踏まえなければならない、と感じています。
いずれにしても、直接他者にアプローチをかける、というこうどうができない私にとって、こういう場で見解を示して「こない考えもあるよ」表していくしかないなと。1を0にしないように努めながら、活路を見いだしにいきます。
おつきあいいただきありがとうございました。