つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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生活保護・社会保障受給者を「切り捨てよう」と、平気で語る者の多さに。

1)前回記事ではへずまりゅうの発言を取り上げましたが、昨日あたりに「ドバイ在住の投資家」なる方も同種の意見をあげた。見過ごせないのは…へずまツイートにもだが嬉々として賛同するコメントがこれでもか、と並んでいること。これが「圧力」の一歩目になることを、賛同した方はわかっているのだろうか。

2)「足手纏いは殺せ」「俺たちのじゃまをする〜〜は殺せ」、この類いの言葉が平気で出てくるようになった。ここ数十年の社会環境の変化で「貧困層のすぐ上」に生活レベルを落とされた人は多いです。力不足でそうさせてしまったことには申し訳なく思います。

 が。

 「〜〜殺せ」は別だろ。

3)彼らの放つ「病人ならともかく」なる記述を私は信用していない。「病人」の認定が発言者基準でしかないから。残念ながら、生活保護基準の人でも申請できずに病身押して勤労の場に居ざるを得ない人も少なくない。そのような人に対してへずまのような輩は何と言うか。

 ひとこと心にもないほめ言葉ぶつけてあとは知らん顔、が精々だ。

 生活保護「いのちの砦」裁判は、当事者もだが生活保護基準が制度と連動する関係者も広く参加している。もっと言えば当事者だって参加して何が悪い?

4)「生活保護増えたらパンクする」じゃなくて「生活保護に追いやってしまう社会を問う」が本来考えられなければならないことでしょう。先の「病人」でもそうですが、社会保障という逃げ道がなければ、病気だろうが悪条件だろうが、しんどさ抱えたまま無茶させるのを許すことになることに納得しない。。

5)バラバラに数章に分けて記してきました。生活保護叩きはこの10年で政治・行政・市井の場で強められてきましたが、“個人の落書き”以外の部分で平気で「死ね、殺せ」という言葉が行き交う状態になっていることを憂慮します。言葉は発せられることで力を持つ。へずまや投資家氏の発言に力を持たせることの怖さを世に知らしめていきます。おつきあいいただきありがとうございました。