つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「いつから貴様は他者を踏める存在になった」―過疎地住民、生活弱者に対する“普通の日本人”の発言に。

 最近、公共交通―特に鉄道―に関しての記事を目にするようになりました。鉄道は公共交通機関であると私は認識していましたが、どうやらそれとは別の考え方、「鉄道は利益を持ち込むツールであって、それに対応できないようなところは鉄道はおろか公共交通を廃止させろ」、更に「道路などのインフラで金がかかってしまうから目障り。そのコミュニティを潰してしまえ」と語る人が増えてきています。触るような言い方をして目を引きたいという考えもあるのでしょうが、どうにもイラつく思いしか掻き立てられません。

 年号が平成から令和に変わるあたりから、この手の「役立たずはとっとと死ね」という議論がどんどん押し出されるようになって、今年映画になったらPLAN75で「75歳以上になったら一定の捨て金と引き換えにさっさと安楽死しろ(要旨)」という政策が出てきますが、それに喝采浴びせる方もおられます。「人間生かすにもコストがかかるからそういうやつら始末できるような社会にしろ」とでも言いたげに。

 そういう社会になってしまうと私「始末」対象者なので、自分の命の危険性に直結する以上厳しく対峙しています。交通インフラなどの部分でも整理整頓して対応する事を考えるのは結構ですが、「そこにいる人たちの尊厳をないがしろにするような言葉」ってのは必要ですかね。その人たちにとって「そこにくらす・いきる」ということは当たり前で、それ自体に暴言ぶつけられる筋合いはないということを追加で述べ、選民思想を持つ人に対しては嫌がられる存在であり続けることを表明します。

 おつきあいいただきありがとうございました。