つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

大阪府議会ではじかれる議会内少数勢力―「少数派を敵視する多数派」が当然と見られる社会を警戒する《前》【至参院選2022】

 毎日新聞大阪府議会の現状を記された記事が。手っ取り早く内容語れば「少数会派にはなにもさせない府議会」。議会発言はろくすっぽできず、たまに機会を得られても維新勢力の胸先三寸でその機会を奪われる。自民分派勢力が「与党時代自分たちがそれに賛同した手前その行為に反対できない」などと筋違いな態度を見せているシーンもあるが、含めてこの記事に対し、特に維新支持者から激しく批判が出ているのが解せません。

 「少数派は支持されていない」

 「悔しかったら選挙で勝てば」

 「どうやったら多数派になるか考えたら(=その勢力のアイデンティティを放棄しろ)」

 など。大阪府議会は事実上の小選挙区制度で、選挙区はそのままで定数だけ減らされているから、必然的に小選挙区になっているというのが現状で「実際の民意」が議会に反映されているかといえば?

 「小選挙区制度の作用(1位しか当選しない)」によって差が出ているということも見ないで、「嫌いな共産党立憲民主党の野党だけ叩けばいい」というやり方に肯定できないものがあります。

 続きは午後に。