昨日、在日朝鮮人が多く住まう京都ウトロ地区で放火した者の裁判があり、加害者有本匠吾が自分勝手な主張を展開。公式に否定された物事まで 蒸し返して「在日」に対する攻撃を続け、きょうは辻元清美前議員の事務所を襲撃した太刀川誠なる者が大阪のコリア国際学園にも放火したとして再逮捕されたとの報道がありました。
政治戦も近いからでしょうが、政治的主張が激しさを増しているとはいえ、ここに書かれた事象はそれ以前の「問題外」の出来事じゃないでしょうか。
放火という手段を使って、明らかに殺しにかかってるでしょうよ。しかもこの件に関しても「実害行為は駄目」と前置きをしつつ、「だが辻元氏及び在日を襲いたくなる理由は分かる」などとして正当化を図る人が多く存在することに怖さを覚えます。
1923年の関東大震災では、時のマスコミが権力の意に沿って在日朝鮮人や共産・社会主義者に危害を加えにくるという報道をし、その後まもなく指摘された勢力が惨殺の目にあった経験があります。いま行われている放火・襲撃などの攻撃は、直接の対象に対する攻撃のみならず、ひいては「〜〜なら何してもいい」機運を醸成させるものではないでしょうか。
ひとまず、それを世に警告しておきます。