過日、拉致被害者のご家族が無念のうちになくなられた時に安倍政権支持者がまたまたまた(一時間繰り返す)「全部野党と左翼が悪い」という言説を飛ばしていたのを頭抱えながら見ていましたが、その中で特に障ったのが日本共産党についての部分。「熱心な秘書だけが頑張ってあとは〜〜」というのは問題外ですが、そうでなくとも「共産党も拉致を否定」などという言説がある種の右派界隈で飛び交っていたのには「は」としか思えないでいました。
最近になって、その元ネタを見ることができたんですね。そして仰天しましたよ。ある発言を勝手な解釈でねじ曲げて「拉致問題解決に消極的」と結論づけた。それが元ネタ…。なにか“脱臼”起こしましたか、というくらい言葉ねじ曲げられてふざけんなと思ったら、安倍晋三氏も中心的地位にいた右派勢力、かつ同氏に近い評論家による結論ありきの記事でした。
こんなんで90年代からとりくまれていた行動を「ある勢力の玩具」にされたかと思うと憤りしかおぼえません。結果としてごくわずかしか救えていないから厳しいこと言われても仕方ありませんが、だども事実は踏まえられませんか?というのは問うていくことにします。
◆7月5日投開票で東京都知事選が行われます◆
「市民の生活に根差し、ゆるぐない状態に陥っても生きていられる社会を」
「マスコミなどを悪用しての印象操作ではなく、質実ある実行を堅実に行う行政を」
という目線を乗せ、宇都宮けんじ氏の活動にご注目ください。