つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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後藤武司による吉良議員政治活動妨害と公選法の話。今後の警戒も。【至・7月参院選】

 反動右翼・後藤武司が行った吉良よし子議員に対する妨害行為でTwitterのタイムラインが騒然としていますが、そもそも公選法対象外の政治活動で何ら引っ掛かるものでなし、むしろ後藤の気味悪い行動の方が非難されてしかるべき(この理由で避難行為も当然、と考えます)。様々な行動をすべて己の都合のいいように解釈し、でかい声で先制攻撃かますことで色を染めてしまう…チンピラの所業です。

 問題は、この手法を「黙らせる」ために広く使い始めたらどうなるか、てこと。事実昨年12月には右派勢力構成員によるチラシ配布の封じこめが埼玉県熊谷市で起きました。駅前にある「チラシ配布禁止」の看板を拡大解釈して「そこは禁止箇所」だの「チラシまきは〜の許可(市or駅管理者)得ないとダメだ」などと述べ、あわよくばチラシ配布者を逮捕に追い込もうとした。いまや動画は誰もが簡単に撮れる時代だから、そこに意図を混ぜこめば簡単に凶器に変わりうるものです。

 元々日本の公選法は「権力者の都合悪い新興勢力」を封じ込めるような形で法整備&運用がなされ、他の民主主義国家では何ら違法になり得ないものが日本では違法とされる。それでも政治勢力は世の中に訴えかけて何ぼでですから、できることの最大限を使って行動をする。自民党でさえ今世紀に入ってからは言論の幅を狭めるような公選法改悪はできなくなりましたからね。これ以上やったら言論の自由にさわる、と。

 それでもどーしても野党の口を封じたい、と考える連中が次に考えたのが「拡大適用」。普通に考えて選挙期間外は黙って貝になっていろ(黙っていろ)という方がちゃんちゃらおかしいのですが、政治活動と選挙活動は演説だのビラまきだの、そもそも「他者に支持、協力求めるもの」と同じ行動ありますからね。そこのところでわざと話まぜこぜにして「違法」呼ばわりする行為には屈しない、てことで頑張りましょ。

 おつきあいいただき、ありがとうございました。