つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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苦難に突け込んで「存在する意味と矜持を折る」行為は受け入れられない。「共産党は党名と綱領と運営形態変えろ」等と近視眼的目線で無茶語るな−統一地方選雑記。

 昨日の統一地方選投開票。野党側にいる人にとってはしんどいニュースしか耳にしなかった一日になりました。沖縄3区補選は当選しましたが、大阪12区は届かず、野党が壊される状況は覆せず、それを見た野党支持者の一部は「安倍政権に反対することをやめよう」とか「共産党は党名と綱領と運営形態を変えて野党“結集”を」と…。

 かいつまんで言えば「どうせ勝てっこないから、いまの多数者の中でうまくやっていけばいい」っていいわけで転向を要求する。いくら野党共闘の必要性あろうが、個々には譲れない一線があります。そこぶっ壊したら、存在する意味をなくす。なんでそこまで要求されなあかんの、と頭に来る部分、ありますよ。

 立憲野党陣営の戦い方に関していさかい起きている部分で言えば「統一名簿」がありますが、あれも本来大事にならないのを一部某勢力支持者が無理矢理引き裂いて立憲民主党の幹部をぶっ叩く挙に出ています。次はそれの共産党バージョン来ますかね。「党名」「綱領」から「変えなければ補完勢力」とか。ようやく言われなくなって4年経ったのにまた叩きつけられるかと思うと頭痛いですね。

 何度でも言います。90年代のソビエト連邦崩壊を基にした「共産党共産主義放棄」は、箇所によって「政権にありつけた」ていう結果を生み出せたかもしれませんが、資本主義の持つ収奪性を正し直す考え方をなくした結果、“持つ者の凶暴性”を止められなくなる重大事態を引き起こしました。この事を考えてもいま共産党をなくしていい条件ありません。軽々しく何かの駒を動かすような言葉を発しないよう願いまして項を終わります。