つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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統一地方選雑感―無投票増は「選挙区広域化・小選挙区解消」で解決を。自治体当局と議会、議会と市民有権者の緊張感再構築を。

 昨年の茨城県議選を見て感じていましたが、いざ実態を突きつけられると考えこむものがあります。戦わずに勝つのも兵法のひとつというのは聞いたことがありますが、このように有権者の判断も仰がずある地位を継続させてしまうというのは緊張感の喪失を生みます。かといって「無投票区は次回選挙時議席取り上げ」というのも違うだろとしか思いません。

 ならば、選挙区の広域化はどうでしょう。地域性も考えなければならないから、まるっきり選挙区をとっぱらうわけにいきませんが、枠を広げて立候補の間口を広くするなんてのはどうでしょうか。今回記事では岩手県茨城県を一例として貼っておきますが、地方部だけでなく、都心部でも「政令指定都市」の影響で選挙区を細分化しているケースを見ますが、市政ならともかく、道府県政には何か関係あるのでしょうか。考慮していただきたいところです。

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 定数の話になると「削減しろ」なる言葉がよう聞こえますが、私が政治に関わった20うん年の間で削減はされているわけなんですね。だども、これまでの経過を知ってか知らずか「まだ減らし足りない、もっと」言う人もいる。議会でやれることの差も考慮せず。

 カチンと来たのは大阪維新支持者の以下の言。「定数減は定数の多いところから。特に吹田(4)、東大阪(5)を減らして共産党を議会から締め出す」、と。はあ。自分等が優位になれるかどうかで考えるゲリマンダー制度導入ってか。こんな手段は幾度も使われてきたし、卑怯上等の性格は承知していましたが、あからさまに持ち込みにかかると鶏冠に来るものがあります。2議席が怖いか?議席数で20倍の差のある勢力が。他人がいることくらいは覚えときなさい。

 維新に関しては「自民党大阪第2支部」としか思っていないので打破の対象にしかなりませんが、今日から始まった国政補選。安倍苛政を退けるためにも大阪12区の宮本たけしさん、沖縄3区の屋良ともひろさんの活動にご注目いただくことを記して、今日の記述を終わります。おつきあいいただきありがとうございました。