つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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結局消費税は「増税対策」も含めて経済強者優遇にしかならないことを示した塩川鉄也議員質疑。そこに「自己責任論」かまし威張りくさる者の神経がわからない。

 昨日の塩川鉄也議員による消費税の質疑。低所得者への負担増、更にその対策いわれるものが、現状の低所得者の実態にあわないもので、この税の増税含めて「安倍政権が進める施策は富裕層にしか恩恵を与えないものだ」というのを、改めて突きつけられるものとなりました。

 が。

 自己責任を是とし、強者には抗わないでうまく生きることを考えの中心に置いている方は、「現状の多数派についていけず不遇をかこっている人」に対して打ったつける行為を平気でかまします。

 「ダブルワークやれ」

 「稼ぎのいい会社に行けるように努力しろ」

 ダブルワークですか。私も以前したことがありますが、ぶっちゃけ言えば「金のため」でなければ続きません。仕事なんてひとつやれば精一杯でしょう。そこら辺まとめれば「それひとつでは生活できない給与しかない」状態の方がおかしい。

 更に「良いところに」言いますが、とられる金は底上げで得られる金は底下げというのが20年続いてきたわけでしょ。誰もが「良いところ」に行けるわけでないし、むしろその幅は狭められている。

 そんなのが巾利かせている現状で「不満言わないで個人が頑張れ」言われましても、社会からかかる比重、てのもあります。個人対社会全体ではどちらが大きいか言うまでもないでしょ。何も手を打たなかったら個人が潰されるしかない。だから社会全体を一個人が生きやすい社会にしないか、経済強者は普段大きい益を得ているなら、それを還元する行為があってもバチはあたりませんね、と思うのですが、本来被搾取の側のはずの人も「搾取側」に着いているのがどうにも…です。

 今年は春、夏(岩手は加えて早秋)に大きく意思を示す場があります。理性と熱意のバランスには気をつけながら「安倍政権がつくる牽強社会より生きやすい社会はある」ことは示し、行動をしていきます。

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 金曜日から“もうひとつの主題”調べもののために秋田・青森に滞在していましたが、明日朝までには帰宅します。報告はそのうちに。おつきあいいただきありがとうございました。