テレビは極限定的にしか見なくなりました。特にいまの報道、バラエティは見ると疲れしか覚えない。ラジオも“毒牙”が忍び寄っていて、聴く気力を失った放送局もあります。特に社会問題を扱わせると、十中八九はロクなことにならない。生活保護叩き、在日外国人叩きに結びつくような言しか放たない。こういう作り方する連中は、所詮「贄」としか考えていないんだな、としか。
そんな中で、社会問題に正面から向いている番組をつくっている部局が存続の危機にあります。部局を“ユニット”に変えて柔軟に―ですか。その部局、NHK福祉生活部は「ハートネットTV」「ETV特集」など、「この番組の存在がモノを知るキッカケになった」という番組を手掛けています。その中には「現在の多数派に耳の痛いこと」が入っていたりしますが、それは承知で、と評価される方は多いです。
ところが。
この件伝えた報道に共通して書かれているのが「福祉生活部を嫌う者の存在」。好き嫌いなんざどのレベルにもありますがなんて話じゃなく。
NHKは安倍政権ができて以降、その息がかかっている人物が乗り込んで「都合のいい体制づくり」に手を出し、報道についてはもはや「公営放送」ではなく「国策放送」にしかなっていないと言われる惨状を呈しています。そんな中で「多数を嵩にきた抑圧者」の意に沿わない存在でいるにはどれだけ大変だったか。そうしてでも「良心」守り続けてきた箇所に止めを刺そうとする行為には知らんふりしてやる気はありません。
「従わない者は袋小路にしてゆで殺す」んですかね。まんまゆで殺される気はありません。この面も含めて徹底的に相対することを述べて項を終わります。
《特設CM》
2月24日沖縄県民投票。私は「新基地建設【反対に〓】」の立ち位置にいます。
・強引な進め方による地域破壊
・環境破壊
・普天間基地の変換にはつながらず
・基地増&新設による緊張激化
・以上くるめ「社会のあり方」考える上で【反対に〓】を推します。ご考慮ください。