お晩でございます。
先週末は体調不良で行事前キャンセルと散々な状態にしてしまいました。その調整のために薬が増えてしまう始末。ざまあないです。その反省から「必須には万全の状態で臨めるようにする」で対応してようやく参加できたのが金曜日の「(労働契約法)20条裁判支える岩手の会」行事。私が高校時代のころ(1990年代当初)は、雇用といえば正社員が当たり前で、フルタイムで働けない事情がある人が非正規・パートというイメージがありましたが、それが変わったのは1990年代半ば。当時の経済界が「一部の幹部社員、少数の専門的社員、大多数の使い捨て社員」を労働者の雇用形態にしようと動き始め、その結果が「同じ仕事をしていても、雇用形態(正規・非正規)によって待遇に著しい差がある」状態を生んでいます。労働契約法20条「期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止」を基にしてそれを正すべ、という裁判が各所で戦われています。
別な業種で行われている裁判で、ある程度の是正が勧告された判決もありますが、一方で「格差是正しましょう」という言葉で正社員のほうの待遇を下げるという事態も起きているという話も。この日千葉からお越しいただいた原告の方は「40代になるまで組合活動をしたことがない」そうですが、同僚が病気になった時に不遇の目にあったことがきっかけで手探りで組合支部を立ち上げ、いま原告として頑張っています。
労働者を雑に扱い、目先の銭っこのために疲弊させ、労賃も渋って「次に労働する力を失わせる」様な行為が幅を利かせるのに納得できない思いがあります。総会で(図々しく)「自身は普通の人の就業ができないから、それができる人がすごいと思っている。労働者がいなければ社会回らないのにそれを蔑にするのは許せないからこの裁判もしっかり見届けます」と言葉を置いてきました。
今回の行事は予定外の参加でした。二週間前の機関紙教室参加時に約3年ぶりに会った組合員の方と話かたりする中で「伊東さんもぜひ」とその組合の岩手代表の方と熱心に誘われての参加でしたが、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
今週末、来週末は参加する行事が変わったりしますが万全で臨めるように努めます。お付き合いいただきありがとうございました。PS 今回は写真なし、行事を報告する
本日、郵政ユニオン盛岡支部などが主催する「20条裁判を支える岩手の会」総会が開催されました。
— 郵政ユニオン岩手支部 (@y_union_iwate) November 2, 2018
千葉県より原告団の一人、宇田川さんが講演にいらっしゃいました。
20条裁判の事をもっと世間に宣伝し、共同・共闘の輪を拡げて世論に訴え、裁判勝利と不合理な待遇格差を無くしていこう。 pic.twitter.com/yA0z3MbzRY
を紹介します。