つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「公正・正直」すら攻撃対象、戦争経験の話すれば反日扱い…狭まっていなかった頃の漫画作品を示し「どっちがいいか」考えてみてください。

 今日は。秋の虫の音がみーみー聞こえてくる季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、本題。ネトサポ型の安倍政権支持者の狭量さを見せつけられたのは自民党総裁選のある行動。石破茂氏が「公正・正直」を基本に行動する旨の発言をしたら「それは安倍氏への個人攻撃」ときたもので…。様々な疑惑にたいして誠実な対応とは言えない安倍政権の態度には障るものがありますが、追い討ちかけますかね…。自民党内では他に出産妊娠の自己決定権を侵した男性議員に抗議した女性県議に対し厳重注意と役職剥奪の処分を下す挙もあります。

 「ある方向しか許さない動き」ってのをさんざん見せつけられていますが、それは政治の社会でない場所も。少し前の話になりますが、ゲゲゲの鬼太郎アニメで日本が他国に攻め行ったことを説明したシーンに対して右派志向の方が非難をあびせたという件。大体作者の水木しげるさんが実際に軍隊に関わった方でしょう。取り上げるな、という方が無理です。

 もう25年なりますか。月刊チャンピオンに掲載されていた「東京野球小僧」。野球好きの童ぁどを中心とした物語で単行本は5巻まで出た作品。登場人物に自らは東京大空襲で孤児に、野球をしていた兄2人は戦争から戻ってこなかったというグラウンド管理人のおじさんが中心の話もありました。

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 登場人物内に戦争の経験がある年代がいて、戦争を思い返すシーンや話があるのに違和感はなかった時代。「東京〜」が連載されていたのは91〜94年。「逆流」が色濃く打ち出され、その反撃力が削がれていくのはこの後の話となります。

 今では端からドキュメンタリー形式で書くものでなければ、各作品内でかつて日本が起こした戦争に向き合うシーンを見ることも少なくなりました。復古逆流の流れが起き、その流れでできた政権が大手を振っている状況で「非戦争で社会を作る」立ち位置を維持すること自体が楽ではありませんが、戦争は一旦始まってしまえば「壊し尽くす」まで影響が出るものです。そーいう意味こめて不屈の性根発揮して歩き続けて参ります。

 いつもよりは長文になりました。お付き合いいただきありがとうございました。