つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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戦争検証番組を見届けて−「被害の検証」から「何故戦争になったか」の発展を望みます。

 今日は。盆明けから様々仕事が乗りまして、拙稿の記述時間がとれなくなっていました。先週はタイムラインにあまり現れませんでしたがいかがお過ごしでしたか。久しぶりに何やかや書いていきます。

 25日深夜のETV特集では、戦争と精神障害がテーマ。精神年齢が初期教育も受けていない児童と同じ状態の人すら軍隊に組み、精神障害を持つ人を生み出した様子に憤りを持つ感想ツイートが多く見られました。中には「自虐史観」「資料を庭に埋めたというが偽物でないか」等と、告発者を貶める言説を吐く者もいましたが、“愛国”やに目が曇って歴史の教訓を学ぶことをやめてしまったらどうなるか、20世紀前半のドイツや近年のカンボジアご覧になられてはいかがか。

 マスコミの上層部をどこぞの権力者の息のかかった者に差し替えられ、権力者様の意に沿わない発言が言いづらくなっていますが、ドキュメント番組では外野の介入に負けずに人間が犯しやすい間違いに向き合ってくれています。特に8月15日に放送された「満州引き上げ時の性暴力・性接待」。取り上げるには一番しんどいテーマにTBSは向き合い放映。綾瀬はるかさんがリポーターとして協力しました。近年の風潮の中関わっていただいたことに感謝を申し上げるものです。

 一連の告発番組は、戦争が終わってから70数年が経ち、記憶薄れる中で必要ですが、不満あるとすれば、「どうして社会がそういう状態に突っ込んだ?」というのをよりクローズアップする中身もほしいな、とも思うものです。息苦しいのもたしかで、そこにだめ押し叩きつけて黙らせよう、というのもいますが、そいらに屈していられません。頑張りましょ。