つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「8・15」を記号にさせないために−人間が犯しやすい行為を認識し直していこう。

 73年前、日本がしていた戦争は多大な犠牲を出して終わりました。

 8月に入って当時行われていた行為の検証も為されていましたが、一方で「自分が気持ちいい状態でいたいがため」に愛国という衣を被った“我儘”を語る者もいます。とじ込もっていたいのなら後者の側に立つのも勝手にしろと思いますが、広い地域の方と付き合い持とうと思うなら、自己中でだけではどうにもならないよ、と考えるものです。

 二次大戦以降も戦禍はそこかしこに起こっていて、その度に生命、財産を奪われるのは権力・実力を持たない庶民です。戦争が国の権利として好き勝手に起こすことは許されなくなり、核兵器など強力な兵器の存在に危機感を持ったりして軍縮の空気もあったりはしますが、時々に人間が持ってしまう野望に引きずられて「目的ノタメニ他者ヲ憎悪シ排除スル」武力の行為が行われたりします。

 それは議論批判を伴っての合意形成を経ての変革とは別物で、戦争はなくしていく方向に進ませていかなければならない、そのための行動が、存在する箇所で必要です。

 73年目の8月15日を迎え、市井の場、生活の場から不戦平和の社会を推進・実行しろ、と権力者に要求し、戦争の種を摘んでいく行動をし続けていくことをこの一文とともに誓います。

                伊東  勉