つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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選挙制度を一勢力の思いがままに変えることの重さ・怖さを忘れる人の多さに…。

 社会の私物化。

 私が安倍政権を忌み嫌う(この段階まで来ました…)のは、上記事項につきるのですね。南スーダン派兵時の書類操作から、森友・加計の問題も、働き方法案にしても。自らに都合いい勢力に便宜を与えるためなら、と。問題点の解決もなく、衆目が削がれて「喉元過ぎれば暑さ忘れる」と、5月以降は居座り強盗も真っ青の暴れぶり。注目法案でも、その他法案でも「反対派もいる」ということを考えなくなりました。全会一致法案でも、その法案を要求する人の行動があるから成立するだけ。

 荒涼という言葉さえ優しく思える状態の中、今はカジノ法案と公選法参院選挙制度が審議されています。疑問点あろうが、災害対策に傾注をと野党が勧めようが、職権で議事を開き、思いのままにしようとする。まるで「あきらめろ」と。

 それで「選挙制度法案“成立見込み”」の報道。94年の小選挙区法。あれも中身はともあれ、95%以上の賛同で可決された。「一勢力だけの選挙制度改革にはできない」と。あれから24年、選挙制度も一勢力が好き勝手に動かす…というものに変えさせられました。不愉快以外の何様でもないですね。

 この1ヶ月の間に不信任案をスルーする「技術」を身につけてしまいました。「ああやっていいんだ」と旨味を覚えた人間は、それを上回る愚行をこれでもかとぶちかます。次は選挙制度の根っこから変えに来ますかね。完全小選挙区とか、一定%以下の足切り(制限)条項とか。そういうのに道を開いたことに気づいていただきたいです。特に「文句言うなら選挙で勝てばぁ」と語る方には。

 世耕弘成氏の「政権批判をした非公職者に対する恫喝」と併せて、厳重な警戒をもって見ていきます。