つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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有本香、つるの剛士がやり玉にあげる「高槻方式」。更に別要素ぶちかまして悦に入る輩に軽蔑の目線を。

 自分に従わないものもいる、という前提で、その中で最大公約数を基に社会を調整・形成するのが政治の役割ですが、そこら辺のまどろっこしさを嫌う人間は、保持している権力を振り回して押さえつけにかかる傾向を持ちます。しかも、首謀者は表面ニコカコして、配下にその尖兵をやらせることも少なくなし。

 表題に載せた「高槻方式」。大阪北部地震でダメージを負った高槻ですが、そこに政治的に追撃しようという輩も多く。その標的は高槻市も含めた大阪10区を選挙区にする辻元清美氏に。産経新聞のある記事が高槻市の学校児童、生徒の進学指導を「異常」とし、一部の教師の異様な言動をたてに高槻市の教育行政を叩く、あるいはこの記事を読んだ者が「高槻=辻元氏=反日」という認識で十把一絡げにしてぶっ叩きに走る。実情も見ずに。

 産経新聞のほぼすべての記事がこういう「犬笛」的な記述をとっているのに頭抱える思いでいます。記事を書いたのが有本香氏で、「高槻方式」については別媒体でつるの剛士氏が否定的にあげている。それをもってさっきの方程式?を当てはめてわいのわいのでかい声で騒ぐ連中が多くて嫌になります。しかも「地元の学校は偏差値40程度、そんな“底辺”に合わせるな」とまで語られるのは面白くありませんね。

 “底辺”切り棄てが流行っている今の日本社会の縮図見せられているようで。

 “底辺”切り棄てさせるために当事者に諦めを要求する構図に障るものありまして。

 おもてっ面に見えている話だけでもこんだけの疑問点が見えます。日本はまだ安倍晋三氏を先頭にした専制国家にはまだなっていませんが、安倍氏にシンパシー感ずる人たちが「我が世の春」とばかりにぶんぶん威張る様子に、また、それが実際の苛政の原動力になっていることに疲れも覚えたりします。

 最近、それが度を越えて「対象者の存在そのものの破壊」をすら結びついている例も見たりしますので、気をつけながら相対していきます。

おことわり:拙稿は対安倍政権をスタンスにしていますが、「〜は安倍側についた」という判断は「会食一発で“認定”する真似はしない」など慎重を期していました。つるの剛士氏についてもそのスタンスであたってきましたが、最近は意思を明らかにしてきているので「そういう人」として今後対峙していくことにします。