つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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日本の介護保険の根っこにある「負担減第一主義」/過日の行動失敗/国会・復興特別委員会。

 お晩でございます。今日も最低限の家事以外は養生にあてざるを得ない1日を過ごしました。よく考えれば、2週間前にも久慈・野田行きという無理をしていたんですね。まだ42なんですがぼっ壊れ(ぼっこれ)案配ひどい様になっています。タイムラインお付き合いよろしくお願いします。

◇2週間前に過密日程、そのダメージが抜けきらないうちに次の日程が回りまして。なんとも悔しい過ごし方にしてしまいました。明日はいつも通り「一週間で一番厳しい日」なので、無事完遂を第一に頑張ります。

 で、世相ですが、毎日毎日でたらめな実状が露になり。今日は「おにぎり」ですか。「強依存型」安倍政権支持者の皆さま方が必死に擁護されていますが、反証を超えた「お前も〜」はかえって目愚さいものです。それでも高らかに「俺の勝ちだ」で押し通せばいい、と思っているのでしょうが、そんな行為は「無理を通せば道理を引っ込」ませるもので、社会を壊します。

 安倍政権のそもそもの本性は

 1)経済でば企業利益第一、労働者に対し辛くあたる収奪主義

 2)税負担でも、富裕層第一、市井の生活者に辛くあたる収奪主義

 3)外交では道理より牽強主義

 4)歴史や人権の認識は反動・復古主義

 どれをとっても支持できないものです。

 ツイッターTLでは高橋千鶴子議員の復興特別委員会質疑の模様をリツイートしました。復興の施策は状況が次々変わるからそれに適時合わせたものをしていく必要があります。復興特別委があまり開かれていない様子に「政治が視線薄くしてどうするの」という疑問を持ちます。

◇3月に入って、介護保険、自民改憲案対策、そして東日本大震災と学習会に相次いで参加してきました。その学習会で学んだことを基に記述して参ります。第一段は「介護保険」。

 介護保険は00年あたりからはじまった制度。それ以前は税金で賄っていた介護関係の社会保障を、保険料をとることでより豊かにする―のを謳い文句にしていましたが、実際は「保険料の分支出減」。温厚な元職員が「詐欺だ」とぶちギレていたのを思い出します。ぶちギレた要因―毎月毎月保険料をとり、更に使用時に使用料をとる。それでも、特に特養ホーム使用しようと思えば待機が必要という実情がありました。たしかに、これだけ重なれば社会保障制度虚仮にしてるとキレるわな。

 更の更に。介護費用集めるために40歳から64歳の方からも保険料徴収対象にしましたが、介護保険で耳にするニュースは「施策の切り縮め」しかないですね。最近の改悪では「対象外増やす」最初は要支援、次は要介護1、2の切り縮め。要支援から要介護2までは介護保険から外して『自治体独自の取り組み』に回すようにさせる、と。しかも、それをケアマネージャーに「介護保険からの卒業」を必須としたプランを出させる方向に誘導させる動きがある、という話。

 「介護保険からの卒業」に誘導させる仕組みとして、国からの財政(目標に対してのペナルティか加算かはわすれた)に差をつける、と。自治体も金あるわけでないから、それで詰めさせようと。そりゃま達者でいればいいでしょうが限度あるわ。ある「先進地」の所ではケアマネージャーに「卒業前提のプラン」立てさせようと、それに至れない現実的なプランをあげた際に「それでもプロか」等とケアマネに叩きつける様子もメイン講師から話されました。そこまで行くと、もはや介護じゃなく調教と感じました。

 国の施策が、これまでの要支援、要介護の適用でよりの悪化を防いできた実状を無視し、支出減を基調にしはじめての切り棄て誘導。介護保険料の値上げ傾向だけではない制度の改悪に対抗する術は、実状知る現場に近い所からの異議申し立てでしょうか。介護に携わる介護士やケアマネが実際を示し、自治体の介護保険に関わる箇所を「国いいなり」にさせない。これまで切り棄て一辺倒にさせてきた介護をはじめとした社会保障施策に税金を使う。いままで厚遇を囲っていた富裕層に税負担しっかりしてもらう。

 ざっと書いてきましたが、介護保険を「それまでに+して拡充」で採用した他国と「それまでの施策に肩代わりする(+にはならない)」日本で大きな差がつき、切り縮めを主にするばかりに「保険料とられる詐欺行為」…に止まらない。単一部門(ここでは「介護」)の切り棄てに飽き足らず「障害者」や「保育」等と統合した「社会福祉保険」にしようか、等というご意見まで出る始末。じゃ、何のための保険料、何のための税金なの、と強い文句も言いたくなりますね。

 勉強会で学んだことを軸に、私の雑感要り混ぜて記述をしてきました。私自身も親の介護で身に迫る話にもなったし、同年代は子どもとの“ダブルケア”問題にも突き当たります。多くの人に考えていただきたいと思います。

◇編集後記かねて。今日は介護保険についての記述をしてきました。落ち着かなくて学習をあまりしないでいましたが、それではいけないな、と思い最近は1日1時間は何らかの学習にあてています。今日は北海道を中心とした鉄道の問題。学習がSNSに反映されるかは分かりませんが、自分の生活と結んでモノ考えられるように己を研いでおきます。近日中にはジェンダー問題の座談会を。42年生きてはきましたが認識甘い、あるいは無い部分も山ほどありますので。

 花粉しんどくて、深夜勤以外は外出を控えていますがその数時間だけでもダメージが。早く雨でも降ってくれませんか、とぼやきながら今日の記述終わります。お付き合いありがとうございました。