つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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《両ブログ共通記事》川崎宗則さんの活動休止。プロ競技者の厳しさと自律神経・精神疾患の大変さの再認識を。

 お晩でございます。今週は定例の仕事以外も入り、それでいて金曜日までにその所用は終わらせなくてはならないので、週内平日で言えばタイトな日程になっています。皆様も年度末大変と思いますがいかがお過ごしでしょうか。タイムラインお付き合いよろしくお願いします。
 ただ、「お付き合い~」とは書きましたが、昼間動いた量が多くて、夜半に入ってからうたた寝していました。寝ている最中に見た夢もあまり心地いいものでありません(中身忘れた)。現実社会も様々ストレス乗ることがあるとはいえ、こっちで少し“オマケ”してけでもいいのではとか思ったり。そんなわけでまとまった記述は、夜中にひっそりと行います。


 社会活動については多くの皆様が述べられているのでまず置きまして、今日一番のショックはNPBホークス川崎宗則さんの野球活動休止です。去年の夏場あたりからとんと姿見えなくなりまして、両足のケガは伝えられていましたが自律神経までとは…。MLBに挑戦し始めたのは2012年。そこから約5年、マイナーリーグと行ったり来たりしながら、各々の場所で懸命にプレーし、立ち振舞いを見せた川崎さん。その姿に「頑張るなぁ」と思いましたが、不安要素も。
 ひとつは「競争社会の中で生き残ることのしんどさ」。私は社会人野球に関わってもいますが、社会人野球とプロ・職業選手の大変さは格段のものがあるな、と見ています。今世紀に入って以来、東北のチームからも多くの人がNPBに入りました。
※今世紀に入ってからの東北社会人野球NPBの挑戦者。敬称と球団名称略
三菱製紙八戸クラブ
 中村 渉(05-07F)
▽宮城建設(岩手県
 栗田雄介(04近鉄、05Bs)
 ※打撃投手として小山内大和(10-T)
トヨタ自動車東日本岩手県
 山口嵩之(14-16L)
▽TDK
 仁部 智(04-06C)
 大原慎司(11-17YB)
 豊田拓矢(14- L)
きらやか銀行
 松井宏次(10-11E、山形しあわせ銀行時代)
日本製紙石巻
 久古健太郎(10- S)
 比屋根渉(11- S)
 太田裕哉(12-13S)
 相澤 晋(14-16E、現バイタルネット
 伊東亮太(15-17E)
 松崎啄也(16-17G)
七十七銀行
 小林 敦(11-15M)
 相原和友(14-16M)
▽JR東北
 平野将光(08-15L)
 攝津 正(09- H)
 森内壽春(12―15F)
 加藤正志(15-16E)
▽NTT東北(系譜は東北マークスに)
 進藤 実(99ー01G)

 ここにざっと「東北社会人野球からの挑戦者」を並べましたが、その大多数はNPB・職業選手のカベに跳ね返されました。社会人野球見ていて「おおすげえ」と目の当たりにした選手が、です。NPBで生き残ることが大変だというひとつの証左。
 運動は、ある程度の部分までなら「ちょうどいい」のですが、こういう「限界に挑む」タイプの運動となると、文字通りに心身を痛めつけるものとなります。あるNPB退団選手と邂逅したことありますが、その選手が痛めた箇所は背骨でしたよ。背骨骨折。
 負担かけるのは「身」のみに非ず。「心」も。川崎さんのテンションの高さにはほんとすごい、と感心していましたが、それを無理に引き出している状態だと「反動」も。これは、川崎さんとは雲泥の差ではありますが私にも経験あります。
 約10年前に「極限の戦い」を体現したことがありまして、片方は「前年全国ベスト4&翌年全国優勝とのダブルヘッダー」もうひとつは「あるひとつの強力な潮流に刃向かい、存在を守るたたかい」。どっちも、私の生涯において最頂のたたかいでした。いまに至るまでの私の心身変調。元々自律神経うまく作用する体ではありませんが、極限の戦いを経て以降その乱れが著しく拡大してしまいました。治療もうまくいかず、その前に治療のアクセスもつながらず、5年後の心筋梗塞で破綻に至ります。
 皆さん勘違いしないでくださいね。本来であればそういう場にいてならないやつが、たまたまその場にいて、役割任されたからと自分を忘れてヒューズぶち切ってことにあたった。もう少し自分分かってことにあたればよかった。それだけのことです。
 話を戻して…川崎さんが日本に帰ってきて、中々姿見えない、足のケガは伝わっていたのですが、まさかそっから自律神経まで行っていたとは。その事実に川崎さんがどれ程根つめてたたかっていたかを知って、ショック受けています。自律神経がゆるぐない状況は自分自身がわかるので、どうしても衆目集まりがちな箇所ではありますが、どうか段階を踏んで“良ぐ(いぐ)”生きていっていただきたいと願うものです。
 報道などでは“引退”という言葉が使われています。状況の難しさから「そう見る」人が少なくないのはその通りなのでしょうが、地に足つけた報道をしていただくことを望みます。


 今日の記述は川崎宗則さんの活動休止の一件のみ、となりました。心身が詰まると変調は起きやすい。ほんだから「空白」が必要なのですが、「空白あるのはもったいない」と空白を食い潰し、収奪に突っ走る人もいます。しかも、政治が「働き方改革」とやらで後押しに走る始末。技術の発展は全部が全部プラスに働くわけではありません。操作者に負担をかける場合もあります。また技術発展の効率化が労働強化を呼ぶこともあります。例え悪いですが「パチンコの貸玉単価が安くなったら余計に金突っ込むようになった(by友人)」てな感じ。
 拙稿周りのタイムラインでは「これまで精神疾患や自律神経の不調は嘲りの対象、酷ければ詐病扱いをされてきた。世の中の認識が変わることを願う」という記述がありました。こっからそれは考えていくべ、と述べまして今日の記述を終わります。お付き合いいただきありがとうございました。