つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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奥州市議選、共産党5候補者全員当選。同時に自治体合併が流行った00年代以降の足跡を見る。

岩手県奥州市議選(定28−立30)

 及川よしお 2585票3位当選

 菅原あきら 2434票6位当選

 せがわ貞清 1838票22位当選

 こんの裕文 1832票23位当選

 千葉あつし 1690票28位当選

 

―4日記述―

 お晩でございます。今日は奥州市長・市議選の投票日です。もうじき投票箱は閉まりますが投票行かれましたべか。まだのお方、これからでもどうぞ。奥州選挙戦以外のタイムラインは気紛れに記述します。現れたらお付き合いよろしくお願いします。

◆(夜中)奥州市の市長、市議選挙ですが、いま夜中だっつーのに買い物頼まれて、パソコンにもおうしゅうFMにも接続できません。何とかおうしゅうFM入るところに戻ったら何らかの記述できれば、と思っています。ホントはヒザ痛いから休みたいが、兄貴は仕事あるし、母はペースメーカー入れたばかりだからな…。頑張ろ。

◆安倍政権が追い詰められて「持つの」という見方出てきましたし、総辞職なんて言葉も。安倍政権が引っ込んでくれれば右に右にの日本社会も頭冷えるかと。ここで「野党議員は総辞職!」叫ぶ人いますが逆効果。むしろ喜ぶでしょう。解散打たず、自公維だけで議会回す。ダメージ甚大です。

 まあ、これで解散総選挙持っていくなら、私はこれまで止めていた花粉症の薬(副作用が心臓に来る)注射してでも対峙しますよ。野党・左翼・「パヨク」なめんじゃないよ。

―5日記述―

 お晩でございます。今日は最初に「奥州市議選と自治体合併の足跡(今回記事)」、夜中に「権力保持者の立ち振舞い」という主旨で菅原一秀氏のマスコミに対する圧力と安倍首相の「ストレス」論に触れます(こっちは別記事)。お付き合いよろしくお願いします。

 まずは奥州市議選です。深夜に一報をお伝えしましたが、日本共産党5候補は当選しました。5候補合計でも10379票・得票16.04%。立候補者状況の変化ありながら4年前の10606票・得票15.40%と同水準の得票でした。(※得票率は投票者数を分母に計算。無効票など勘案していません)。

 奥州市は元々が水沢市江刺市胆沢町前沢町、衣川村の5自治体が合併してできた街。東日本大震災や岩手内陸地震では震災対応が行き届いていなかったという話も聞いています。様々な環境持つ街を「無理にくっつけた影響」はなかったか。共産党候補者の話を聞く機会がありましたが、印象に残ったのが80億円と言われる多大な基金

 00年代前半、効率化を旗印に自治体の合併が手広く行われました。岩手でも8自治体合併の一関、4自治体合併の花巻市など。大規模自治体合併、お題目は多々語られましたが狙いは何か言えば扱うお金(税金)の集約化と、支出の削減。集める箇所を集約して大きい事業に金を出しやすくし、市民向けの施策は窓口を集約して声が届きにくく、目が届かないようにさせられた。その検証がどうなっているかは今すぐぱぱっと頭に浮かぶほど学べていませんが「政治が生活の場から遠ざけられているな」というのは他にも感じる所があります。

 今回の市議選の立候補者数。定数28に30人の立候補。旧自治体では大体24〜36くらいの定数。「定数多いのは無駄遣い」というのが現在の潮流にさせられていますが、違う目線から見れば垣根低く市町村政に携わる人を出せたわけでもあります。水沢市で600、衣川村では150票あれば議員に。定数が減るたびに立候補者も少なくなり「強者」でなければ立候補することもできません。今回28位は千葉敦さんでしたが、得票1690票は、以前の江刺市であれば最上位クラスのもの。衣川区は立候補者自体が1人(菅原明さん)になりました。

 こういうぱっと見える部分だけでも「きめ細かさ」が消え失せてきたな、と。岩手県内でも旧川井村域の学校統合が進行し、大船渡では旧三陸町の学校が旧大船渡市学校に合併したり、など…。細かい櫛の歯がポロポロと剥がれる図を見ています。地方自治法の頭に書かれている市民福祉の拡充は、市民・住民生活を守るのが自治体の役目、といのを示しているものです。議員&首長も決まりましたのでこれを忘れずに物事進めていただくことを要請して項を終わります。