つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

NPBトライアウト―行為の重大性と、それでも止めてわんない再起の道。

 今晩は。SNS分離してからカテゴリ分けの考え方がこわばっていて、そこに総選挙だったでしょう。いきなりプレスかけられたような感覚になり、様々あって様あ見ろてな状態になっていました。今日は題材は野球、記述内容は社会的なものになります。お付き合いよろしくお願いします。

 今年のドラフト会議。指名された選手のプロフィール見てみると色んなルーツを持つ人が増えまして。名前見ただけで「色んなどっから来ているんだな」というのがわかるものに。改めて「自民族中心主義」の狭苦しさ、アホらしさを感じます。

 今日はドラフトとまた違った緊張感を持つトライアウトが行われました。

 記事の中に驚きの名前がひとつ。

 今年8月にバファローズを契約解除になっていた奥浪鏡選手の姿があったことです。奥浪選手は無免許運転→さらにその途中に事故。はっきり言えば許されないものであるのには間違いありません。

 そんでも「道は閉ざすな」というのも、同時に考えていただきたい気持ちもあります。今回のドラフト指名選手の中でも1人、スワローズに指名された沼田拓巳投手。一度MLB機構に行った際は踏まえる手順を誤り、社会人野球・JABAからの除名に至りました(この件は後述)。その後約4年、MLB傘下→日本独立リーグと渡り歩いて、150キロオーバーの本格派投手として台頭、NPBからの指名につながりました。MLB傘下から解雇されたときに「折れてくれるなよ」と願いましたが、ここまでたどり着いたのに安堵しています。

 奥浪選手について書かれた記事を見ると、事件の以前にも「ここまで成長するにもなかなか大変だった」趣旨の記述が。それを足りないと言ってしまうのは簡単ですし、したことも重大で相応の罰は加えられるものですが、再起までは否定してわんないでしょ。それが受け入れられるかどうかは本人の行動次第。

 NPBに入ることそのものが簡単なものではない、けど多くの人から見られてもいる。そんで「やったこと」―それはきちんと償って、乗り越えた上で奥浪君が「次の道」へ歩みを進められることを願います。野球の世界も、痛苦の経験何度もありますからね…。去年NPBから離れた山口嵩之君は今年に入ってから入社した会社で頑張っていることが記されています。フェズント岩手から独立リーグに挑戦した庄司君もいまは関東で元気でいるようです。ひとつの挑戦は終わっても良ぐ生きていられればいいです。以上、記述終わります。

PS→沼田君の記述の部分で追記。記事の書き手によってはJABAの除名をネガティブに書かれる方もいますが、21世紀始めの野球を取り巻く環境激変(企業チーム減、クラブチーム増)を経て各方面に配慮した上でのルール設定を外した行動の「結果」であったことを記しておきます。