つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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食っていける社会・農業―この稼業の役割を問う。

 今晩は。
 落ち着いてはきましたが、起伏が激しくてしんどいので対人の仕事から外れてその他庶務をしていました。大方の人がTwitterで呟くだけでなく実地で活動もされていると思います。選挙期間が短くなって、始まった思う週末はもう「ラスト1週間」。元々安倍自公内閣がしかけた早期決戦ですが、ハイそうですかとされるがままにはされたあないです。
 昨日今日の情勢報告も手伝い「一本化強要圧力」も強くなりまして。ど――――――――しても票はほしいと。極端になると「共産党は選挙活動中断して、自分でなく“野党候補”の支援しろ」と。悪いがそれはアウト。それ許したんでは金ある所が一選挙区で何人も“ダミー”出して選挙活動優位に進められるでしょう。そんなこと出来ないようになってます。諦めてください。

 今日のメーンエクスプレッションは「農業・食料の保全―真の“食っていける社会”を維持するためには」をお送りします。
 農業振興の話すると、大抵帰ってくるのは「強い農業」。腹つまんで…じゃなくて、かいつまんで言えば「農業“商品”が売れる日本」てことでしょうが、それ以前に何か忘れてないでしょうか。俺たち人間、もの食わなきゃ死ぬんですよ。これは今さら言うまでもなしの大原則です。
 では、それを供給する体制はどうなってますか、いうと半分以下になっているのが現状。「なあに、よそから買ってくればいいど」考えたあなた、認識が甘い。

 世界中の気候変動の影響で食料の生産に影響が出ている。今まで作れた所がダメになるという事例が多く見られます。あるいは乱獲による影響も。そんなときに食料生産の余地がある日本がその役目果たさんでどうする、と。農業は産業の側面もありましょうが、その前に人間生きていくに最低限必要なものだというのを忘れないでいただきたい。「惰性でやってる農家なんぞ価値はない」とか言うんでしょうが、そういう人たちの、農業者一人一人の働きがあって、おまんま食べているんじゃないですか、と。

 農作物の価値を高め、商品化して利潤あげよう。それ自体はいい。私が嫌いなんは「収奪」であって、商品にたいしての適切な単価の要求までは否定しません。
 だども、国民市民の腹を満たすという最低限の役割を忘れないでや、と。それを産み出す農業従事者への保護を忘れなさんなよ。それは語っておきます。特化的な商業施策はそのあとの話です。

 そこら辺の政策やら何やらについては…詳しく語ることが苦手ですが、「農業従事者が食べていくのに必要な施策」が基礎ですかね。食料供給したはいいが従事者が渇れたのでは話になりません。生活保護や公務員の仕事にも言えますが、物事仕事をきちんと見ることはいいですよ。それを越えたバッシングで、本来必要な物事を潰されたのではたまらないです。

 メーンエクスプレッション、前回、今回と「食っていける社会とは」という観点からお伝えしました。この言葉は、先日なくなられた菅原文太さんがのべていた言葉。私が最初菅原さんに抱いた印象は出演映画の影響から「怖い」。しかし近年は農業や社会活動などで見せる真摯な姿に一目置くようになりました。時に理不尽に対する解決方法で違えた部分もありましたが、対峙すべき相手には引かない気迫には大変励まされました。途中ご子息の事故死もあり大変な人生道だったことと思います。今はただ、ゆっくり休んでください。

 次回メーンエクスプレッションのテーマは…今から考えます。何分あと1週間ですからね。系統的に考えようと思います。今回はここまで。長文お付き合いありがとうございました。