つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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個々人の尊厳踏まない「昔の恋人」安倍発言。越えようとする市民・野党に力を。【至・7/21参院選】

 安倍首相の遊説でふたつ「定番」があると聞きます。ひとつは「悪夢の民主党政権〜」。もうひとつは表題にもあった「昔の恋人〜」発言。ジョークか本気か知りませんが、不快感しか感じません。

 まず大基本として「多くの人に投票に行ってもらう」ことは有りと思っています。しかしそさ何で余計なことを入れるのか。「昔の恋人」ってことはいまは縁が切れたり、別な人生歩んでいたりしますよね。そういうセンシティブなことまで手を突っ込んでどうこうしろ…っていう思考回路にイラつき覚えるのですよ。

 安倍政権及び追随勢力から放たれる失言は、大方が非多数派で難儀さを抱えるor反撃する力の少ない弱者に向けて行われている。不満が現れるいうのは「政治がそさ目を向けていない」ことの現れで本来なら何らかの対処しないとなんないのですが

1)「自己責任」、あるいは短所をつついてバッシングを起こし不都合を正当化

2)対処はするが形だけ。スカスカの対応で結果ざるに水を流し込む状態(意味なし)に。

 が多い。ハンセン病の控訴断念にしてもただ控訴しないというだけで政府のしたことの責任はとろうとしない。更に追随勢力は原告の悲痛な叫びを「安倍さんに謝らせようとする不届き者」「増長するな以下略」などとぶっ叩いている。以前の仕打ち(店晒し)と併せてふざけんなとしか思いません。

 ここまで書いてきた権力強者の横暴に抗ってきたのが野党・市民共闘勢力であり、最推薦の日本共産党。岩手区横沢たかのりさんは車イス生活から見えている「光景」を政治に反映させると奮闘し、大阪区のたつみコータローさんの「熱さ」は、「ゆるぐなさをどうにかしよう」と気づいた人へ移っていく。安倍政権1強などとは喧伝されますが「人間の尊厳を守り、たたかう人」に政治に関わせたいです。そんために歩きましょ。

 おつきあいいただきありがとうございました。

 

PS 正直、安倍氏とその周辺がこの手の発言繰り返しているのは「愚昧な発言をする→批判が出る→その批判を“攻撃”と見なして正当化&批判者のあぶり出しとし暴力的にねじ伏せる=“結果”のみをでかい声で叫び『安倍さんは無敵!逆らうやつは愚か者』」というパターンに持ち込みたいからなんでしょう。どこかでこの輪を切らないと、社会が原始化する。ん万年続いた人類の進化が無効化してしまう。そのことも付記しておきます。