共産党は地域・学園・職場などに置く組織を「支部」と銘打っていますが、一昔前は「細胞」という名称で表していました。はじめて聞いたときは社会活動の先輩に失礼ながら「ナニコレ」と笑ってしまいましたが、よくよく考えてみれば「上手く言っているものだな」。
共産党の強みをまとまりあり、一貫した方針で動く組織力で見る方もいますが、よくよく考えてみれば全国津々浦々まで行き渡るような組織を「細胞」と言うのも「合っているな」と、今では思っています。
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で、突然何細胞言い出してんだ思われますが、人間の体に例えてみれば細胞は毎日毎日生きて動いていることで体に作用している。都合いいときだけ動いて、そうでないときはサボる、というのは基本できないわけです。
21日の国会で、麻生太郎氏や参院予算委員長に対する不信任など決議案を提出、採決の結果否決こそされましたが「納得しない人もいますよ」というのも示した格好です。ところが、これを「どーせ“儀式”“風物詩”」として棄権する議員が出ました。「他野党に“本気”になってほしい」という棄権議員の支持者の意見もあります。
ほんでも…言わせていただければ「そんなん効かない」と。「不信任案に賛成しない野党の議員がいた」とだけで処理されて終わりです。該当議員の行動なり行動原理は数年見てきたのである程度は承知ですが「真剣」なんはあなただけではない、他の人白けるのを呼び込むやり方は勘弁していただきたい。毎回毎回の行動なりセッションが全部社会につながりますんで、そこを考えてスタンドプレーに走らないでいただきたい、意思を示す場は無駄にするなと申し上げます。
今日の記事は何回も読み込まないとピンと来ないと思います。(1)意思を示す機会があるときは効く形でそれを示す(2)前段として「要求実現のためなら与党に回ってもいい」という発言があったことで疑念持ちかねないものがあったので厳しい書き方にしました。ほんに、ひとつのたち位置維持し続けるのも楽でないです。ジグソーパズルみたいな記述でしたがおつきあいいただきありがとうございました。