つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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少し前になりますが…鈴木一朗・イチロー氏の09年WBC時発言について。

 私が見ることのできるTwitterタイムラインで、ひとつの論争が起きていました。鈴木一朗イチロー氏(以下イチロー氏)が2009年に対韓国戦時に放った言葉について。「@nauchan0626」氏がイチロー氏の発言を批判する記述をしたあと、議論が荒れてしまい、挙げ句には「反政権側にもナショナリズムに乗る愚か者がいる」等というゼロ・サム的な思考回路で話を進める人も出てきて閉口しています。丁寧な議論ができないものでしょうか。

1)イチロー氏の当時の発言については是としません。その前段の韓国選手の行動があったとして、それを鞘の当て合いにするのはいかがか。

2)インタビューをする体制。大抵は心身共のクールダウンが行われたのちに行われるものですが、その体制はとれていたか。興味を引くために「意図的」にああいうのを引き出したのだとしたらそれも問題。

 ―そして「論争」を見て二つ、追加。

3)まず、反政権が一枚ではないというのは皆承知と思いますが、加えて言えば、社会全体で見ても色んな人がいる、その中で折り合いつけながらもひとつの立ち位置にいて、要求実現のために割って入って行動している現実があるのは知ってください。ぶっちゃけ言えば全部全部敵対だけしているわけにいかないのですよ。

4)あと、自身が興味ないのは結構ですが「敵対者のいるカテゴリー全体をぶっ叩く悪癖」、勘弁してほしいです。

 批判は行為に対してするもので、それが幾重にも幾重にも幾重にも幾重にも重なっている安倍政権やらヘイト勢力は「それが基本か」ってことで深く入ってモノ言うときもありますが、それでも基本は「行為に対して」。そこ打った切ってカテゴリーごとで叩かれると、その中にいる「そうではない人」をも殺します。

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 実は、リアルに議論になっていたときにこの文を用意していましたが、完成しきらずお蔵入りにしていました。用事が重なって記事製作ままならないのと、「ゼロサム」論調に解せないものもあるのでそのままアップしました。