つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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3・11を前に。「ジェンダー」にせよ「震災被害者」にしても見るのは個々で。雑に大きな括りにして「ついていけない奴は反日本人」はやめろ。

 今晩は。

 本題に入る前に。これまで呵責容赦なく壊されてきた「最低限」。ぼこぼこに壊されると、残った「最低限を支える柱」もバキバキに折れてしまい、叩きつけられるスピードも早くなる。タガが外れたかのような行動、言動が続きます。「破防法」かたった足立康史は金曜日の質疑で野党議員の「帰化歴公表」を迫りましたが、これは絶対に応じてならないもの。これが始まると次は一々の市民間でも「在日暴き」が爆発的にはじまり、非多数の側にいる人間を追い詰めることになります。

 もっとぶっちゃけ言いますか。

 魔女狩りおっ始める気か。

 「いまの社会はウケたもの勝ちだよ!福島瑞穂参院議員・社民)の件―屋山太郎の虚偽記載―だって正しいのは福島だがウケたのは屋山だ!」だそうで。いやあ、人間社会なめられたものですね。維新支持者が「共産党は蛆虫」語っているから、なにか思えば、松井一郎を先頭にした「維新に敵対する者は許さない」キャンペーンですか。大阪の共産党の皆様。どうか身の上気をつけてください。何かやりかねない。

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 やっと本題入ります。

 今日はジェンダー学習会に参加してきました。43年の人生を歩いてきたなかで自分自身の認識と社会全般の認識がズレている部分もあるなぁと思わされましたが、根本的な認識として「属性」だけで雑にモノを見ない、ということを確認できたのが何よりでした。私は去年の「レインボーパレード」にも参加し、若い人とも話しかたりしましたが、「ゆるぐねえ状態にいる人にしっかり相対しようとしている」様子を目のあたりに。希望だなんだと歯の浮くような言葉を並べたかないですが、ゆるぐなさを乗り越える一歩目はここなんだな、と。

 そして、震災被災地です。今日あたりには岩手県内陸(花巻)から釜石→宮古、あるいは釜石→大船渡・高田とつながる道路が開通する手はずです。8年経ち、ハード面はかなり復活してきていますが、そこに住む人はどうか。何としてもがんばんべ、と思われる方の行動力を認めた上で、そこに至らない方へのぶっ叩きがされているのに納得いきません。

 いま、さしあたって叩かれているのが「原発事故の自主避難者」。「お上が安全だと言ってんのにいつまで税金がめて逃げてんだ!さっさと戻れ以下略」とか。個々の人間関係でもそういうのに出会うでしょうし、あとは…一部の選挙結果で、片方が地域の主な勢力をすべて糾合し圧倒的な力を見せつけて勝つケース。これ、気をつけて相対しないと、「それにつかない勢力を踏み潰す」衝動に駆られたりします。

 あそこまでバラバラにぶっ壊された街を元に戻そう思ったら、ある程度の力の結集は必要になりますが、その集まった力の使い方を間違うとここまで書いた危惧があたってしまう。震災復興をそれだけでしてしまうのは危ないです。元々多数派は自重も利きます。そういう意味からも「全体だけでモノを見ないで」というのを考えていただきたいものです。

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 今年に入ってから、正気を保つのも楽でなく、その都度その都度歯を食い縛りながら、「広く見ていただく」ことは意識してモノを書いてきました。これ以上居場所を失えない私の事情もありますし、ある程度の素性明かして記事を書く以上は相応の責任があるとも思っていますから。

 ただ、見ているとそれを考えないでモノ語る者も多いな、と。明らかに短絡的に書いて叩きつけた文章、てのも。俺がTwitter止めたのは正解です。

 “盾”なるときは激しい文体にもしてしまいますが、なるたけこんなん形を維持していきます。おつきあいいただきありがとうございました。