つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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透析中止させ患者を死に至らしめる―これに「当然だ」「穀潰しは死ね」と畳み掛ける連中と、そんなんと親和性高い政権。「黙らない、生き残る」で対抗します。

『医師が「死」の選択肢提示 透析中止、患者死亡 東京の公立病院−毎日新聞 mainichi.jp

1.これまで拙稿でとなえてきた危惧と意思。

 …拙稿では、長谷川豊の「透析患者は殺せ(事実の提示)」や、今年初頭の古市憲寿・落合陽一の「週末期医療無駄遣い」論、更に命を直接左右する位置にいる麻酔科医師による職業上必要なモラルも持ち合わせていない言動・行動―16年に起きた相模原障害者殺戮“やまゆり園”事件と併せ、吹き出してくる「役立たずは死ね」「無駄遣いなくすために死ね」キャンペーンには断固として反対の意思を表してきました。特に、貧困、恒常的病気・情緒障害とそれによる就業能力の欠如など、私が抱えている属性をもって「死ね」と述べる方々には「それ以上踏みこんで殺しに来るならあらんかぎりの力をもって潰す」という気構えでいます。

2.起きてしまった不幸な事実と、それを普遍化させる「間違った善意」。

 正直、事件そのものは「絶対に起きる」と思っていました。安倍政権がスタートするあたりの障害者集会で「障害者排除の空気」は警告され、以降も医療、社会保障、障害者などど不利益を被る施策は、安倍政権の「オトモダチ優遇政治」と一体となって行われました。やまゆり園事件も「実行と免罪」を政権に要求する(さすがに表面きっては拒否されるが)親和性の下実行にうつされ、様々な社会弱者は「足手まとい」と石を投げつけられる。

 今回の事件についてもかなりの数で「医師の擁護」「患者への非難」「同調圧力すら認容した安楽死容認」の意見がこれでもか、これでもかと叩きつけられています。自分からは“決定打”は放たないが、該当者をとことん追い込むこと、批判者に対してモノ識り顔で“こーしなけりゃダメなんでつよおろか者はわかってないなあ”と侮辱することはぶちかましてくる。反撃すればあれこれ理屈つけて黙らせようとする。

 「黙って死ね」を笑顔で要求するすべての行為にうなづく気はありません。

3.「安倍政権に受け入れられない全てを潰す総攻撃」、この部門でも跳ね返す。

 昨日、日本共産党吉良佳子議員が奨学金の問題などで質疑にたちましたが、安倍首相の答弁は総じて冷淡なものだったようです。予期はしていましたがいざ現実突きつけられると…いや現実が予想をはるかに凄まじすぎて対応が利きません。

 2012年12月に安倍政権の復活を許した際、それまでの悪政の数倍は辛辣なことをしてくると思いましたが、数倍は越え、12年当時では考えのつかない位置まで暴走のインフレを進ませてしまいました。「この道しかない」の言葉を当初から語っていましたが、今年の政治戦で野党の殲滅を本気で狙っている。今期国会での毎日のように現れる暴言は「議論など無意味」と諦めさせるためにそうしているのでしょう。

 だからこそ折れていられない。「危機の後に好機有り」いう言葉があります。その言葉を実践するためには…生き残ることです。Twitterタイムラインで自民、維新、極右の面々は「日本国憲法体制の総破壊」的な行為をし、20年前の自民党にすらできなかった「安倍政権以外の存在封じ込め」…ビラ撒きが違法、宣伝が違法、赤旗が違法、党員組織で囲い込むのは―党費は搾取だ―。まともに聞くと「■■じゃないか」思いますが、これが受けてしまう時代になっている。

 もう一度言います。

 生き残りましょう。

 無くなったら何もできないのは、私自身が10年前に身につけた教訓です。おつきあいいただきありがとうございました。