お晩でございます。岩手内陸部は今朝未明までの大雪も一呼吸、という状態になり落ち着いています。とはいっても道路はある程度の幹線でさえ凍っているので注意して歩いていかないとならないですね。皆様もお気をつけを。
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安倍政権の危険性について毎日記している拙稿ですが、その方向性は「権力強者の暴力を許さない」位置です。最近はそこを逆転して認識し「俺らの代表こそ安倍政権だ」としている向きもありますが…ま、いいです。いずれ「その道は自身を守らない」ことを知るでしょう。この数日露になったのは「軍隊・自衛隊の扱いに対するルーズさ」。
過日の自民党大会で「自衛隊募集に6割非協力」と述べ、ではその根拠が何か言えば「自衛隊に住民基本台帳の(複写含め)提供をしない」からだと。閲覧は認めているが、それすら手間がかかるから協力のうちに入らない、と。この方、自分が何を言っているかご存知なのだろうか。
軍隊・自衛隊なら何をしてもいい、とはならないんですよ。個人情報の扱いについては厳しく見られる社会になっているし、自衛隊は日本で一番の実力部隊。その実力部隊なら「最低限踏まえなければならない手段」蹴っ飛ばして好きなことができていい…わけありません←重要なので繰り返します。
統計の問題でも感じていましたが「好き勝手に社会をいじりたい(=私物化)」という思いが強すぎて「それ以外」が見えていないのだとすれば、どこに持っていかれるか恐ろしいですね。ただでさえ自衛隊に対する批判はしづらくなっているのが現状で、しかし自衛隊にはしっかりモノ言って暴走しそうなったら止めないと、止めきれず「先軍社会」なったらどうなるか。日本も70数年前に味わっているでしょう。
軍隊・自衛隊だからとやることはオールOKではない。昨日の拙稿では「対収奪主義・階級闘争」を忘れた社会の…と記しましたが、今項では「権力傾斜の怖さ」も忘れたのか、というのを問いたいです。どなたかが述べられていましたが、安倍政権支持者も「弱い自分を代弁してくれるからと支持している」と。殿様商売は止め、で。粘り強く相対していきます。
おつきあいいただきありがとうございました。