つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ

です。 ランキング参加しています。 にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
人気ブログランキング

野党共闘に臨むうえで―これまで「統一名簿」で荒れていた方が、今度はこっちに来そう。アイデンティティーの尊重踏まえての行動を。

 しばらく記事制作自体から離れていましたので、統一名簿の問題については放っておきましたが…NHKで流れた某野党有力者の発言には「うーん」とうなる思いでいます。

 これまで統一名簿で立憲民主関係者に「〜を飲め」とのべていた人たちに影響力強い人の発言。これ、もう少ししたらさや当てに来るでしょう。党名をはじめ、団体・政党のアイデンティティーは一握りの人間の動向だけで左右されてならないもので、それを変えようと思ったら全構成員単位の会合が必要になります。

 危惧をふたつ。

 ひとつ。これまで団体・個人を問わず「楽になりたいから」と共産主義から離脱した者が、それまでの活動が嘘のような転落を見せることが多いこと。共産主義放棄“成功”の象徴として語られるイタリア共産党ですが、“オリーブの木”政権に乗っかった者は以降その実に溺れ、収奪主義者からは軽く扱われるように。そうでない者もソ連追随の姿勢から脱しきれず国内での存在価値を失っています。

 もうひとつ。様々な環境が手伝って「2大勢力」でモノを見る傾向が強い日本社会ですが、では日本社会から「資本主義を乗り越えた社会を展望し、行動する勢力」失わせていいとは思えません。お忘れになっているかと思いますが、今の政界で「自民党および同系列の息がかかっていない勢力出身の議員」は共産党を中心にわずかしかいません。共産党失ったら、政治の単一化に…ひいては社会の単一化に結びつきます。

 単一化言ったら丁寧ですか。

 ではこう言い替えましょう。

 全体主義

 全体主義なると、それに当てはまらない者は蹴り落とされる。現状「自己責任・弱肉強食」の傾向が激しく出ている日本社会で、それをまま全体主義に持ち込まれると「開発独裁シンガポールと同じような社会にさせられますか。その危険性がある故に「立ち位置」を失うわけにはいきません。一人の意見として聞いとくことはあっても、それ以上にはならないし、してはならないと考えるものです。

 共産党壊したい、と思う勢力は多々ありますが、いうことを聞いてやる義理はありません。ただ歩むのみとします。おつきあいいただきありがとうございました。