つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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非拘束名簿比例区での野党統一名簿は力を削ぐ&アンバランスな結果を生みます。話の進め方と併せて少し制動効かせてください。

 今晩は。2月になりました。今週末からはいよいよ各所へ出入りする用事も多くなります。今週末は消費税関連の学習会も。他の参加予定者が参加を断念せざるを得なくなったので、俺まで離脱になんないように努めます、はい。

 今日は志位共産党委員長の質疑もありましたが、例によってテレビでは見られないので新聞で見ることにします。

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 「比例区の野党統一名簿」の話で自由党の小沢氏や立憲民主の枝野氏の発言が載っていて、それを基に侃々諤々議論がなされています。少し前の拙稿では「鷹揚に構える」と記しましたが、そこから統一名簿要求者の発言で障るものも出てきたのでそこのところ釘刺しときます。

 野党の選挙協力が語られるようになり、ガタピシ言いながら16年参院選、17年総選挙と選挙協力を形成してたたかってきました。だから今夏参院選の一人区では野党統一候補でたたかう、というのはわりかし早く固まりつつあります。複数人区についても意見が出ること自体はいいです。ただし、比例区については承服できません。

(1)名簿登載者の人選そのものでさえ、5〜6ある勢力のバランスを考えなければなりませんが、当選する順番を決めるのは個人名の得票です。田中信一郎千葉商科大特別客員准教授が(2019年)1月30日21時48分に発信したツイート(アカウント→@TanakaShinsyu)で「支持率高く組織候補の少ない政党Aと、支持率低く組織候補の多い政党Bが統一名簿をつくると、主としてAへの支持で獲得議席数が決まり、当選者の大半がBの候補で占められます。カッコウの托卵やトロイの木馬みたいですね」と述べていましたが、正にこれ。統一名簿要求者は「それの何が悪い、自分のことしか考えない」と語りますが、薄氷の上に成り立っている共闘だ、というのを忘れてませんか。

(2)ついで、統一名簿要求者は片っぽの陣営に対する優位性を保つために「共産党も俺たちの側にいるもんね」語りしますが、共産党比例区統一名簿には与しません。勝手に使わないでいただけます?

(3)16、17年選挙では比例区でも議席をとれない箇所もありました。統一名簿を要求する人たちは実際そういう目にあってきたから「言いたくなる気持ち」はあるでしょう。

 しかし、それが度を過ぎて「そーいう所まで手を突っ込むのか」という言説も。ある者は「共産党が当選争えるのは東京、埼玉、神奈川、京都、大阪と比例5だけ。『比例票稼ぎ』『党勢拡大』選挙はいらない、統一名簿に尽くせ」などと。共産党、比例一次予定だけで7人立てますが。変なとこまで手を突っ込んでほしくない。

 −とりあえず、ここで記述止めますが、一本化強要論や、17年総選挙の野党共闘破壊工作を経験している身としては、今回の合意に至った部分だけでもよしと、決まった部分を丁寧に行うことで次の活路も見いだせると考えていますが、逆言えばさっき語ったように「薄氷」ですからね。無茶なハードルぶっこんで壊さないでください。一部推進者には「共闘だけでなく共産党社民党壊したいのか?」注意します。

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 ということでいつもより文量多く記してきました。おつきあいいただきありがとうございました。