つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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愛知県知事選、京都府亀岡市議選など、あらゆる機会で意思表示を。選挙・投票できることを維持するために。

 表題に記した二つの選挙戦。京都府亀岡市議選は田中ゆたか、三上きよし、並河あい子、長沢みつる4氏を最推薦。直前に荒木克幸さんが逝去する事態になりましたが、市井の場からの政治要求実現と、それをジャマする安倍政権の苛政と闘える4氏を議会で働かせていただきたいです。

 愛知県知事選では河村たかし氏等が持ち込んだ牽強かつ強者には媚びる政治を打破せんと行動してきた榑松(くれまつ)佐一さんが立候補したたかっています。河村氏らの独自勢力は惨憺たる有り様ですが、こういう勢力は生き残るために時の最大強者と手を結びます。愛知は有数の経済拠点で財力は相応にありますが、それが市民に回っているとは言い難いものがあります。

 最近気になることがひとつ。「アンチ野党・アンチ左翼」でモノを考える方がある点に目をつけていることに。それは供託金没収。「勝ち負けはもう決まっているがそれだけではダメだ。供託金没収に追いこんで共産党を“金”から追いこめ」と言い出す方も出てきました。ま、いずれ出るとは思っていましたがあからさまになると不快感しか覚えませんねえ。

 都道府県の部分で見ると少人数選挙区も多い影響もあって、多数者の自民党が勝ちやすい構図なっているんですね。要求実現にはその構図が大きな壁になるから、あらゆる場を使ってそれを通す取り組みが必要。中には「国政と縦断するテーマ」もあるからそれも扱う(実施する場合地方行政も関わるわけだから無視はできません)。各種選挙ではその意思を示して「〜やりたいから力を」と呼びかけて支持を集めるし、それを通じて推進力を得て実現のための他の行動にもつなげる、と。

 「国政関係ない」とか「勝ち負けは決まっている→供託金も奪え」などは、推進力つけられると嫌な方々が陳腐化に務める方々がこぞって使う手段。根本には森喜朗元首相が述べていた「有権者には眠ってもらいたい」のそれですよ。権力との力関係でいえば安倍政権がかなりもってしまってますが、それでも怖いと感じる者が“完封”を狙って追い打ちを図る。供託金奪え、地方議員を落選させろ…はそういう所から現れるんですね。

 こういうしらみ潰しの行動、ついつい軽視しがちですが侮ってわんないですよ。いまは非服従者潰しで“済んで”ますが、拗らせれば選挙の実施にも関わりますからね。最近、あちこちの国で「人為的に作られた与党のみ議会」が存在しますが、その前段階で対抗勢力を潰し、多様な意見が寄る議会が蔑ろにされる行為があったりします。憲法にある「不断の努力」はいま試されている時かな、と考えます。身近な議会が何をしているか見ていただくこと、拙稿最推薦者の行動を見ていただくことを願いまして(リンクなくてすみません)項を終わります。長文おつきあいいただきありがとうございました。