つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「反対することはクレーマーの行為」という名で、安倍政権の愚行に抵抗する動きを止めさせようとする行為には同意しません。

 安倍政権による牽強社会はそれまで細々と存在していた「社会維持装置」をへし折り、ぶち壊してきました。特に「権力者に好き勝手させない」制動利かす部分では散々たる状態に。一つ一つの「これ、おかしくない?」という疑問に対して、「おかしい」指摘を力任せに潰し、異議申し立てという行為そのものを壊してしまいました。少し前の拙稿で「反対することを許さない社会」について触れましたが、13日見た新聞でそれを象徴する記事が。

 「反対することはクレーマーとしか見られない。野党は反対路線から転換しろ」

 という記述。感想ですか。「聞き飽きた。そんなに旗下ろしてほしい(立ち位置を放棄しろ…もっと言えば「安倍政権に逆らうのをやめろ」)のですか」、としか。何かすることがポジティブで、それを止めることがネガティブと単純に当てはめられても困ります。何かやれば何らかの作用は及ぼすのは当然の話ですが、負の面多けりゃ止めに入るしかないじゃないですか。その影響が多ければ多いほど「まず止めろ!」しか考えられない。そこに余計な意思入れていられないどさ「あれれえ対案はぁ」と言われても「知るかボケ!」にしかなりません。その対案とやらは審議の遡上にも乗せてもらえないから尚更です。

 こういう状況の時に「反対することはクレーマーの行為」と語ることは、反対するという行為を壊す。抵抗する手段をまたひとつ壊し、封じてしまうことにしかなりません。もううんざりです。手かせ足かせ目隠し口封じされて何できるんですか。無邪気にモノ語るな、と警告します。

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 このあとにもう一項用意しましたが、長くなったのでエントリを改めてお送りします。