つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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共産党の党名議論を見て―人が持つアイデンティティを否定的に弄る気なら、それに乗する反撃食らうのを覚悟で。

 今日は。今日は書けたら二題お送りしています。

 まず最初に。野党の選挙協力の話で、共産党には大体次のような要求が突きつけられています。

 1)党名の変更

 2)党首選挙の「民主化

 3)天皇制全面的容認

 4)民主集中性の放棄と分派の容認

 5)政党助成金の受け取り

 …と、ざっとあげてこの通り。他にも「共産・社会主義の放棄」とありますが、とりあえず衆目集めやすい1にあてましょうか。ただ、最初に述べておきますが、他者の根っこを為すアイデンティティーに触れようと思うならそれは生半可な覚悟ではしないことです。最終的には共産主義目指すことには変わりないし、その目指すものはこれまで共産党と名乗っている勢力の何番煎じとかでないやり方でつくるもの。「民意」踏まえて段階経て変える気でいるから、一定の期間「矛盾との共存」が起こりうる場面もありますし、その部分とらえて「ダブスタ」とか言いたくなりましょうが、目先のみにとらわれて「人気あるやり方」にのみひっつく気はありません。

 それに、共産党の名前だの何だの変えてほしいと思われる方は「否定者」が多い。最近よく見るパターンで「〜すれば支持する」なんていう心許ないことを言って「アイデンティティーの軸をへし折る」行為。それさ乗る気はありませんね。

 いまの社会から共産党が消えた場合、考え方の座標軸をひとつ失う。その結果、経済界など権力層悲願の「共産主義思想の廃絶」となり、その思想が現在の社会で活きているものまで壊すキッカケになります。90年あたりの「ソ連崩壊」からはじまる共産主義の否定する試みはずっと続いているので、何とか跳ね返したい。それ語って項を終わります。