私も一応はスポーツ選手でしたから、いざ試合の場、グラウンドの場では言い訳一切利かないのは百も承知で、それを発言した当該選手にはなんの落ち度もありません。
ただし、障害者がスポーツできる環境というのは今の日本社会では残念ながら限定的です。故にその位置にいる人は障害者全体から見れば「恵まれている」箇所にいます。ま、それはいいです。
問題はその箇所を切り取って「障害者攻撃」に向かわせようとするポスター制作者の心胆。ここ20年、東京都は「鼻持ちならない社会の成功者」が知事を担い、その影響は各種議会、行政機関に及んでいます。個々人の人間の間でも「〜を言い訳にすんな」等と詰られるのは面白くありませんが、それを公の機関が「大声で怒鳴り」、その意識を濃くさせようという動きには敏感に反応せざるを得ません。
最後に。私のような異議を申し立てる側に対して疑問やら反発持つのは結構ですが、意見が存在することくらいは認めていただけますかね。権力者の怖さを知らないか、変に認識されている方もいまして、それが「蹴りつける」作用果たしていることには腹据えかねるものがあります。
以上見解です。