つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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エネルギー問題に安全保障問題。私にも「こっちの方が無駄な負担かからず済むのと違いますか」というあざとさから意見を発するときはありまして。

 お盆休みに入りましたね。どのように皆様お過ごしでしょうか。私は急遽大船渡行きますので今日昼間はほどんど休養。兄と母は今日まで故郷に行ってきたので入れ替わりになります。生活時間帯違うとなー(苦笑)。

 

 最近、福島の原発事故がらみで「雑な扱いしているよな」と思うニュースが。喉元過ぎればなんとか、で放射能の影響を軽く見てませんか、というのが見えて。特に「他地域と比べて多い子どもの病気」については軽く見ないでいただきたい。

 そして、関連してエネルギー問題。相変わらず原発優位論が聞こえますが、「始末のしようがなく、一旦事故れば止めどもない影響を及ぼすモノは対象外でしょ」としか思えません。原発固執するあまりにエコエネルギーを嫌悪するに至っては「なんだそりゃ」。

 会社が倒産したことをもってほら見ろ語りする方も居られますが「それが何か」としか言い様ありません。エコエネルギーにしても欠陥があるのは承知していますが、それらはいずれ解決に持っていけるもの。原子力のような「ひとたび破綻すれば〜」ではない。ならば、エネルギー問題を供給の面からも、関わる仕事の面からもエコエネルギーの発展は必要で、結果「銭っこも回る」と考えます。

 ただし、エコエネルギー事業者でも「銭っこ」に目が繰らんでろくでなしの対応したり、無理な施設造成したりするものもいますので、そこは厳しく見ていくことにします。

 

 次いで安全保障と経済について。今アメリカのわがままで危うくなっていますが、イラン核合意が形成されて、イランの人が何喜んだか言ったら「平和でなければ経済も成り立たない(=生活が豊かにならない)」と。この言葉が印象深く残っています。

 その観点のまま、73年前まで日本がしていた戦争を見ると…その戦費の巨大さに唖然と。国家予算を超越した金額(太平洋戦争部分だけで予算の280倍とか)、更に国民に窮乏を強い財産をかき集めた上に「一億玉砕」言い出す、と。戦争と財産、経済収奪の関係性はこんなものでしかない、てのがまざまざと見えます。

 更に戦争末期の時に根こそぎ動員。経済の生産性を担う年代の人を根こそぎ戦闘員にすることが何をもたらすか。もはや破綻としか言い様ないでしょ。「戦争に勝とうと思って必死だった」なんてのは詭弁でしかないですね。戦争が引き起こす“悲惨さ”は、戦場の生き死にと併せて、この「社会と経済を壊し、市民に窮乏を強いた」ことも厳しく見なければならない。その上で「戦争やらなければ“他に必要なこと”に金が回って潤う」から、そっから戦争止めえな、という「戦争否定の理由」にもつながります。

 

 人間社会、いろんな物事がごちゃ混ぜに現れるから、ひとつの潮流だけで物事が進むとは思いません―ある意思を持って社会活動していてもその現実もあることは認識―が、なるだけ広く意見を拾っていただけるように「思いの強さ」と平行して意識して話語りしていくことにします。

 今日も長文にしました。お付き合いありがとうございました。