つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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権力者に振り回されて壊される民主主義政治。権力を押さえる憲法の存在価値を見直す。

 今晩は。

 昼に花巻市議選の結果を記しました。茨城県自治体でも議席増で、継続的に社会活動に取り組む勢力の存在感を示したことに安堵しますが、周りのニュースを見ると眉潜めたくなるものもいくつか。

 カンボジアでは上院選挙が行われ、現与党がほぼ全議席を独占するという見方が流れています。(与党勢力は「他選挙参加勢力には議席回らない(趣旨)」と声明)下院は全議席独占なので事実上議会は一党独占に。カンボジアの政情はしんぶん赤旗にレポートがあり、気にかけて見ていましたが、それでも与党勢力の乱暴さには軽蔑を覚えざるを得ません。最大野党勢力の垣間見える攻撃性があるとはいえ。

 カンボジアはかつてポル・ポト政権という、それまで積み上げた社会発展を乱暴に壊した専制勢力があり、いま時点では経済発展もなされているから二つの意味で「変わりたくない」のかも知れませんが他政党の排除で力を得ようとするのはね…。

 また、韓国の前政権が「戒厳令」を発しようとした、という報道にも考えさせられるものが。ご承知の通り韓国前政権は「社会の私物化行為」で権力の座を追われますが、その追及が激しくなった時に戒厳令を利用して黙らせようとした、という計画。

 この両者の行為を見てみると、「権力を縛る憲法の重要性」というのをまさまざと見せつけられます。今国会では権力者側の果たすべき責務がないがしろにされ、議論の正否を越えて不快感しか感じない場面が沢山ありました。その積み重ねがカンボジアの件に「日本も危ういぞ」と言わせる基に。壊されたものは再び作り直す、でしぶとく行きましょ。今晩はここで失礼します。