新潟県知事選挙の結果でしょげている暇はないわけで。次に来るのが「働き方改革」法案、とりわけ「高度プロフェッショナル制度」をめぐってのたたかいが行われます。この施策も疑問を持つ人は多いのですが、「どうせ与党が圧し通す」…ならまだしも「野党が反対するなら正しい」と語ってしまう人も一定いまして。そこまでいくともはや「実態が自身に突き刺さるのを待つしかない」で対応するしかないですね。
「やっていることがふざけたこと」だが「野党は支持したくない」というのを第一に持ってくるために、様々理屈を構成します。そうでもなければ壊れますからね。ロジックの中にいようと思っていたら。その理屈の中に「働いていない&高プロにかからないような人間が反対している」というのもあります。
じゃあ何故「働いてない&高プロ対象外」が反対しているか。それまでの人生の経験でいま高プロ圧している面々が、労働者を守るルールをはぎ取っていったから、それ繰り返させまいとするからでしょう。情報も来ますし。
私自身も一般的な労働者からは遠い位置にいますが、労働者を壊しまくった連中が、再び労働者を搾り上げる法整備しようとしたら「二度も何度もやらせるか!」でキバむきますよ。実際、壊された労働者は再就職に至れず、それが「人手不足」にもなってますわな。経団連のオエライ様はもうかったか知らんが、社会は壊された。こんなんまた繰り返すのか?
というわけで、残業という概念、労働時間という概念なくして「成果が出るまでこき使える」高プロ含んだ働き方改革法案には賛成しかねます。
「改善点もあるんだぞ、それを投げ棄てるのか!」
「改善点」を簡単に踏み潰せる抱き合わせ商法に乗る気はありませんので。