つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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共産党が出している「問題提起」は棄てていいものか/権力強者が縛り付ける行為に勤しむことについて。

 改めて、お晩でございます。今週末に一大決戦を控えていますが、風邪が抜けきっていません。恐るべき抵抗力。社会活動のそれと違って全然ありませんわわはははは泣。呟きしばらくお付き合いください。今週末の「一大決戦」にまつわるこぼれ話は別アカウントに記していきますが、いま図画工作に忙しくて、一日動ける時間は目一杯つまっています(※休養が多いので使える時間自体は短いです)。例年、五月の日程形成には悩まされますがまず「完遂」で。

◇過日の大塚氏の発言、今日も別なところからありましたが、これが共産党が存在する理由にまで手を突っ込んでくるようなら警戒しないとならないものと違いますか。詳報が出てきていないからここに収めますが。憲法問題に関するスタンスに、経済社会をどうとらえるかについてのスタンス、階級闘争に関するスタンス…これらの放棄を迫るようなやり方をするのであれば「この2年半は何だったのですか」と言わざるを得ません。

 党名変えろ

 共産主義を一切放棄しろ

 政党体制を変えろ

 多数派に逆らうな

 …と。

 綱領実現するには、自民党政権が為してきた「矛盾」をはらわなければならず、その対応で段階的な行動迫られるわけで。その難儀さもくんでやっていただけますか。

◇『中国の2050年地図』なるものが出回っていて、その中の日本は分割統治状態に。少し中国を知っている人にはすぐ見破れる中身で捏造以外の何者でもないが

 「真偽が問題じゃない、問題提起に気づけ」と開き直り。議論のじゃまでしかないですよ。

◇いまの政治語る論壇で起きていることとして『徹底的な手法の封じ込め』。拙稿では安倍政権を持たせる元凶として「批判者の封じ込め」がなされている、と指摘してきましたが、その方法のひとつとして行われる「手法の封じ込め」。具体的にはある手法のネガティブイメージ化があげられます。

 街頭宣伝、ビラ配布、デモ行進等は、マスコミなど強力な発信手段を持たない人間が手軽に起こせる世の中へのアピール手段ですが、それを「メイワク」「ウルサイ」「ジャマ」などと言い、「これらを使う反安倍勢力は反社会存在」というのと併せて該当行為そのものにネガティブイメージを植えつけます。

 もうひとつのやり方として「言葉・意味の置き換え」も。昨日触れた「日本人ヘイト」、私たちが時の政権や日本社会を批判することがありますが、それは目にしている不都合はらうための行為。しかし、それを「ヘイト」として扱い「日本に対する攻撃」として耳を塞ぐ。言葉の意味をあぺとぺにするだけでなく、実際の権力強者である与党政治家やそれに付随する勢力を「弱者」にし、権力を持たない市民と、その市民が権力強者から身を守る道具としての報道や弁護士制度、労働組合基本的人権などを「強者・〜特権」とし攻撃する傾向がつくられてますね。

 誤解恐れないで言えば、「偶々良家に生まれた悪ガキお坊ちゃんの戯言」で一蹴して「社会の勉強し直せ」で片付ける話です。しかし、現実には「悪ガキの戯言」の方が力を持ってしまった。まだそれを食い止める手段もあるからこの程度ですんでいますが、壊されているのも実際なので、要警戒です。

 私自身はとりあえず早く風邪を抜くことが第一ですが、「社会私物化安倍政権退場を」を図る行動は全国各地で。岩手県でも北上市で行動が企画されているようです(詳細まだ聞いていない)。諦めー悪う歩いてりゃ道も開けるでしょと述べて項を終わります。お付き合いありがとうございました。